2018年10月21日

越後 飯士山 負欠スラブ

2018/10/21

メンバー: USAN、うど子


飯士山の負欠スラブ行ってきました。

ナメコ採りのついで?いいえ!! スラブのついでにナメコやムカゴも採りました(^^;)
あ、いや、本当は下見です。
マルチの入門トレに使えるかどんな感じなのか、実際に登って見て来よう!ってことで。


前日(土曜)の湯沢は一日中結構な雨降り、どうやら高い山々には雪が来た模様。
夏終わったな〜。
で、登るのは諦めてずぶ濡れになってナメコ採り、登攀は翌日にまわすことに。bitabitaナメコ!濡れても楽し〜!

しかし翌朝は雨は止んだものの朝まで雲が取れず、見上げるスラブは濡れてピカピカに光ってました。

私は「こりゃ、100パーセントアカンやろ。無理!」と思い、そしてUSANもどうやら同じ思いのようで、お互いテンションはゼロとなったようで、ダラダラと支度して取りあえず取付きの確認だけして帰るつもりで前泊地を出発。
一応お互い打ち合わせたわけじゃないがなんとなくフル装備で。8時頃だったかな?

誰も居るわけないと思っていたら、なんと「負欠スラブを登るつもりだったが濡れてるので100パーセント無理だから取付きまで行って戻る。」と、我々と全く同じことをおっしゃる丸腰の単独の男性がいらした。

取付きをミスりどうやら一本手前の沢を登ってしまったらしく、右スラブの左側に出てしまったようだ。
でも、この沢からでも右スラブに行けそう。後半よく注意してると右に行けそうなところがあったよ。
我々がミスったこの一本手前の沢も、そこそこ使われてるようで人の通った風情がまぁまぁありました。
ちなみにキレイなチャナメ2本あり(笑)
単独氏は予定通り引き返された模様。

ちゃんとした取付きは「尾根コース」を行き、途中の炭焼き跡の標識ちょい先の小沢から更に数百メートル進んだ次の沢(「尾根コース」の道標を越えた先の小沢)が正解か。


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登山口。バブルはじけた夢のあと?周囲の廃テニスコート群はすでに草ぼうぼう。ムカゴ王国と化していた。


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この先の小沢じゃなくてもっと先。道がやや登りに転じ道標を越えた次の沢。

正解の沢を行けば5分強でスラブの基部に到達できるらしい。


我々はだいぶ沢で高度を上げてしまったため、スラブ基部から見上げるとすでに負欠岩が間近に見えました。
おぉっ、陽が差してきた!


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見上げるスラブはなんか簡単そうだし、濡れてるところや水の流れているところもあるが結構乾いてるところもあるように見える。

「これだと戻るより登った方がラクなんじゃないの?」ってことになり、「少しでも乾くようにノンビリ準備しようよ!」ってことになり、やおらペットボトルのお茶で歯磨きをしてみたり。


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実際登ってみると、乾いてるように見えたスラブもしっとりお肌、ぬるぅ〜っとフリクションが甘くコケもある!(^^;)
ズルッと行けば確実にあの世行きなので、今回の条件では足の決まりが不安でフリーだと躊躇するところも度々あった。
やはり雨の後のスラブはアブナイです!


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スラブには、たまにリングボルトやペツルが打ってあるしブッシュも使えるので、ルートを選べば真面目にロープを出してツルベの入門トレが出来るだろう。(どこでも登れそうだがルーファイは自分でしないとダメ。)
敢えてハーケン打ったりの練習もできそうだしNPを使えそうなところもあった。
右ルートの方が長いので、ルートの取りよう次第では10ピッチくらいは延ばせそうに見えた。

負欠スラブ全体にさほどのスケールはなく「アルパイン」と冠するにはかなり荷が重いが、悟空スラブのようなゲレンデとは違い高度感はあるし、支点は完全に整備されているわけではなく自分で考えなくてはならず大きくランナウトする場合もある。
なので、慣れてないとグレードはごく易しくともそれなりに緊張するかな?(絶対ミスれない。)
11月だと降雪が気になるけど、ちゃんと条件を選べば沢屋の我々向きな?とても良いツルベ入門が出来るところだと感じました。(リード&フォロー形式で自分で支点を構築しながらのロープワーク基礎が出来る前提。)

負欠岩はピナクル状で、一番簡単そうなカンテの他にもルートが幾本も作られしっかりとペツルが打ってあった。
こ、ここで岩トレ?スラブはアプローチ?(汗)
我々の目には相当厳しそうな被ったルートもある。(なんたって取り付き自体高度感がスゴイから一ピン目までがコワそ〜!)


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負欠岩基部からは間もなくで立派な登山道に抜けた。(負欠岩コース)




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下山には「尾根コース」を使う。
急だけどしっかり整備されロープも沢山付けられており歩きにくいということはない。
ウロウロよそ見しないで真面目に歩けば1時間程度で車に着けるだろう。(昼頃下山。)

ちなみに、飯士山には何本もハイキングコースがありますが、「負欠岩コース」「尾根コース」というのもハイキングコースです。(地形図には表記無いがしっかり整備された道で道標などもある。)
あ、飯士山は越後湯沢の岩原スキー場の反対側です(笑)冬は鋸尾根等侮れないプチ雪稜ルートなんかもありますな。
負欠スラブは両ハイキングコースの間に位置するスラブですのでハイキングコースとは別物です。(ややこしい。)
アプローチは途中まで「尾根コース」をたどります。(ややこしい。)
負欠スラブの上部左側に「負欠岩」がピョコンとあります。(負欠岩コースとスラブ上部左端が負欠岩付近で隣接。
負欠スラブを負欠岩を目指して登った場合には「負欠岩コース」という道に抜けて飯士山西峰を目指すことになります。
西峰からは「尾根コース」を使って周回して下山できますが、飯士山本峰の山頂は西峰から更に約15分ほど登るようです。

まぁ、以上は備忘を兼ねて。

この下見の収穫は、立派な東屋を見つけたこと!広い!
(しかし草刈りをしないで放置してあるので、このままでは間もなく藪に埋もれてしまいそう。草を刈ろうぜ!)


IMG_0542.JPG
何も知らず呑気に宴会中。写真の撮影者(USAN)の頭上あたりに巣がある!

雨をしのいで東屋で快適に宴会して翌朝起きると、蜂のブンブン飛び回る羽音がどんどん大きくなってくるのに気づいた。
昨晩は一匹だけだった。あれ?一匹や二匹じゃないぞ!ナニゴト??

なんと天井、つまり頭の上にでっかいスズメバチのまぁるい巣がぶら下がっており、働き蜂たちが忙しそうに出入りしていたのだぁ!ギョエエ〜〜!
(USANはこの巣が欲しいんだと!後で取りに来て家に飾りたい!んだと。巣はオシャレでカッコいいんだと!気が知れないっす。(- -;))

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いやはや何も知らずに調子よく呑気に宴会しちゃってた我ら…良く刺されなかったもんだ(^^;)
恐ろしや。

「蜂の音ぉ〜?気のせいじゃねぃの。大げさなんだよ。」と言っていたUSAN、巣を見た瞬間に「ヤベ〜、早く逃げよっ!」ときた(^^;)

濡れたスラブよりよっぽど怖いわ、命拾いしましたわ(^^;)
(大げさだと思う方は「スズメバチ」で検索して生態を調べてみて!熊や毒蛇よりスズメバチの方が死亡例が多いのだ〜。)
posted by うど子 at 22:46| Comment(0) | ‐岩‐ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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