2017年02月22日

2月会山行 雪洞  棒立山〜タカマタギ(中退)

メンバー:勇さん(CL)、うど子さん(SL)、みのり(記)


2月会山行のテーマは、雪洞(&ラッセル)です。

会で雪洞というと谷川岳の天神尾根が通例ですが、私の「せっかく1泊するなら歩きたい!」という要望(わがまま)と、冬型で荒れ模様の天気予報にCL、SLが頭を悩ませ紆余曲折の末、本山行にいたる。


【計画】

毛渡橋から棒立沢左岸尾根〜具合の良いところで雪洞泊〜棒立山〜タカマタギ(状況によっては日白山まで)


【17日(金)】

22:00に集合し、CL勇さんのロシナンテ号で湯沢へ。

約2時間で到着し定宿で寝床を構え、入山祝い後、02:00に就寝。


【18日(土)】

06:00に起床、雪は降っていない。荷物をまとめ、いざ出発。

湯沢ICすぐのセブンイレブンは車が入れない程大繁盛(冬期のみ)のためスルーして、先のセーブオンでコーヒーを購入&朝食。

土樽方面に車を走らせ、スタート地点の毛渡橋に荷物をデポ。

車を土樽駅そばの雪が降ってもダイジョーブな場所に駐車。毛渡橋まで戻ってきて、08:30。

身支度整え、スタート!!

入口付近は除雪されているが、すぐに除雪終了地点となる。

ここで河川工事の作業員(若いお兄ちゃん)が川沿いの道を進もうとする我々を一段上の林道へ誘う。

トレースなし!先行者はいないようだ。

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林道途中でワカンをつけ、左岸尾根末端付近の取り付きまで進む。

鉄塔を越えた少し先にP741。(ここまで杉林)

SLうど子さんが赤布を付けつつ進む後ろを、なぜこの場所なのか?と考えながら着いて行く。

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一方、CL勇さんはナメコ(死骸)を見つけ、嬉々とし斜面を登って行く。


P850はテン場適地である。


この後2段の急登は脛〜膝ほどのラッセルを回しながら登り、P1000付近に達すると幅広く発達した雪庇が現れる。

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13:00頃。

今回はここで雪洞を掘る。

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ゾンデで積雪を測り、雪の層を確認し、場所を決める。

3人で黙々と掘りすすめ、約4時間弱で完成。

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定員3名ぴったりの快適空間。

水を作りながら、つまみで乾杯し、チゲ鍋であたたまる。

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久々の重荷の疲労で私はビールが進まず、21:00の就寝。

勇さんうど子さんは何時に寝たのでしょう。


【19日(日)】

06:00前に起床。幸い、風も吹き込みもなく、暖かく一晩過ごせた。

外の様子をうかがうと、玄関テラスが半分雪で埋まっている。

ずいぶん積もっていました。

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天気予報は悪くはないが、この状況では先へ進むのは難しいと判断し、今回は下山することに決める。

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下山するだけなので、のんびりである。

お湯を沸かし、コーヒーを飲んだ後、昨晩のチゲ鍋の残りで雑炊を食べる。

10:00前、身支度を整え出発。

雪庇の上に乗り、棒立山への稜線を鑑賞。

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下山は2時間あっという間に現実の世界に・・・

土樽駅付近に停めた車を回収し、岩の湯で汗を流し帰宅致しました。



いつか晴れた日白山を登りたい。
posted by みのり at 00:06| Comment(0) | TrackBack(0) | ‐雪‐ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月19日

ニセコ

久しぶりにニセコで裏山を滑ってきました〜


オカ
posted by okapooon at 18:26| Comment(0) | TrackBack(0) | ‐雪‐ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月13日

霧積温泉アイスクライミング

2017年2月11日
D-Arai師、オベ(記)
【前置き】
1月末(雲竜渓谷)に続き、D-Arai師と二人で、氷瀑登攀に行くことに。
場所は「霧積」。当会の霧積アイスはダムサイトがメイン。今回はこの上流、最奥の温泉エリアで登ろうというもの。霧積のアイスエリアとしてはこっちがメジャーらしい。
因みに、D-Arai師は、温泉エリアはこれで3回目の訪問となる。一回目は、新やん・オベ・D-Arai師の三人でダムサイトに行く筈が、オベ・新やんともに用事でNG。偵察がてら一人で見に行ったらしい。2回目は、解禁間もない時期に、今や音信不通のShinちゃんと「氷と釣りツアー」と銘打って行くも、トップロープ工作のための巻道を登れないShinちゃんに泣きが入り、リードで登ろうにもスクリューが足りず(当時、師はスクリューを三本しか持っていなかった)、泣く泣く諦め、その鬱憤を晴らすべく、下流でヤマメを鬼のように釣ったという。
「前夜温泉入口の駐車場で泊まり、翌日は早朝から行動開始、一番乗りで現場に着いて、たっぷり登るぞ〜、オー!」という計画の元に、前夜21時、鼻息荒く岩槻に集合。おなじみロシナンテ号は2400ccの嘶きを上げ、群馬に向けて出発した。
【10日】
横川駅の前を通過し、定宿である麻苧の滝を華麗にスルーして、霧積温泉入口の駐車場へ向かう。心配したほどの積雪はなく、23:30、無事到着。他に車は1台もなく、「1番乗りは確実」とほくそ笑む。「ラム・鰤・ホウレンソウのシャブシャブ」を肴に入山祝い。師による人生講和「私は何故、三遊亭鬼丸のゴゴモンズを聴かなくなったのか」等を拝聴し、26時30分就寝。
【11日】
04:30、尿意で目が覚めると、前に一台の車が止まっており、数名の人影が見えるが、迷わず寝る。06:00頃もう一度目を覚まして外を見ると、その数人が支度をしているのが見て取れた。D-Arai師を起こそうかとも考えたが、この人は永遠に目覚めないのではないのか、と思われるほどに熟睡しているので、自分のシュラフにそっと潜り込み、目を閉じる。
「あっちゃ〜、もう7時半だよ」D-Arai師の声で目を覚ます。すでに件のパーティーは出発した後らしい。とりあえず、登攀具一式を現場まで持って行くことにする。長靴姿で現場まで歩くこと5分。先行パーティー三人に軽く挨拶して、そそくさとテントに戻る。
昨日の残りにウドンをぶち込み朝餉とし、食後のコーヒーを楽しむ。ひとまず、道具を現地に置けた安心感からか、かなりマッタリ。そのうちに、別の車が1台止まり、降りてきた二人が現場へと向かって行った。それを横目で見ながらも、準備のスピードが上がらないワシら(笑)。結局、登攀装束に身を包んで出発したのは、9時半でした(笑)。辛うじて、その後に来たガイドのパーティー四人組には抜かれなかったが、前夜泊の効果は半減。
現場に着くと、一番乗りのパーティーから「あんまり来ないから別の場所に行ったと思った」と話しかけられる(汗)。もう1パーティーはカップルのお二人。この2パーティーにより、主だったルートにはトップロープが張られ、残っているのは、一番右のアプローチ用と思われる簡単なルートと、垂直の氷柱の二つである。
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問題の氷柱。
ホントはその左の氷を登りたかったのだが・・・

ここで、D-Arai師が「これやっちゃおうか」と氷柱のルートを指さす。もちろん、冗談のつもりだったと思うが、先行パーティーの女性にこれを聞かれ、「わぁぁ、登っているところ見てみたい。」との黄色い声援を賜り、引っこみがつかなくなる。かと言って、初鼻から垂直の氷柱をリードする技術とか意気地とか二人とも持ち合わせていない。Shinちゃんの泣きが入った巻道を登り、トップロープ工作を行い、登攀開始。
まずはD-Arai師。ビレイヤーから見ると、右側が登れそうなのだが、師は左へとルート取りしている。途中の4〜5mがどうしても越えられず、数回のトライ後、「もう降ろして」のコール。
次にオベ。オブザベ通り左側を登ろうとするも、実はこっちには水流があり、これに阻まれて上を向けない。びしょ濡れになっただけで「降りる」とコール。すでに腕パンパン。

二人で打ちひしがれていたら、後から来たどこかの山岳会と思しき団体が、場所を譲ってくれという。パーティーの中でも最長老っぽく、もう背が縮み始めていませんか?といった風の男性が、リードの準備をして佇んでいる。登れない場所を占有しても意味がないので、すぐに譲ることにし、D-Arai師がロープの位置変更の為、また巻道を登って行き、垂れていたザイルを引き上げた。長老は、D-Arai師が登れなかった氷柱左側を、スルスルスルと、それこそいとも簡単にリードで登り、途中片手でスクリューを三か所決め、あっけなく終了点に到着。この間、何の力みもない。思わず魅入ってしまった。
ザイルをセットし直していたD-Arai師、登ってきた長老に「おじさん上手だねぇ、大したもんだ」と声をかけたそうだが、
・アイスクライミング歴は45年
・氷柱はモノポイントアイゼンでないと氷柱は登れないよ
・あと、不必要に氷を壊してはいけない
等、色々とご意見をいただいたらしい。パーティーの話しぶりからして、どうもその会の会長みたい。
二人でひととおり恐縮したところで、新しいルートをトップロープで登ることにする。
まずはD-Arai師。核心は、上部の氷がつながっていない部分らしく、そこを抜けるのにかなり手古摺っていたが、気合で完登。さすがである。
次にオベ。思ったよりも傾斜が強く、核心部前でパンプしきってしまい、終了(泣)。ロワーダウン中、師より「意気地がないねぇ」のお言葉を賜る(号泣)。
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ここから先が、歯が立たぬ(泣) 打ちひしがれるオベ二態

次に再びD-Arai師。ところが、氷柱の登りが効いてきたのか、いきなり疲労感に襲われたらしく、核心部を越える前で終了。次に再びオベが挑戦するも、パンプが戻らず、アックスを氷に刺したままテンション。これを回収するのに力を使い果たして終了。この後、交互に2〜3回トライしたが、結局完登できず仕舞であった。
最後に、アプローチ用の場所でツルベの真似事をし、懸垂で降り、15:00に本日の行動終了。駐車場に戻り、テントを撤収し、峠の湯で汗を流し、前回に引き続き空いている関越道と北関東道を走り抜け、19時半にD-Arai邸到着、解散となった。
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簡単な氷壁でお茶を濁す

【総括】
1.好天が災いし、人出がスゴかった。温泉付近の登れそうな場所には、全部人が入っていた。前夜発でなかったら、どこも登れなかったかも。
2.前夜発で鼻息荒く来た割には、一番乗りできず。もうちょっと早く起きましょうね。多分できないけどね(笑)
3.食糧計画は今回もちょうどよかった。ラムと鰤のハイブリット出汁うどんは思わぬ旨さでした。
4.完登は一本もできなかったが、3〜4本目あたりから、勘が戻ってきというか、身体を振ることを忘れていることに気付いた。
う〜ん…今シーズン、リベンジにもう1〜2回、行きたいのぉ…
posted by 梁山泊Web管理者 at 15:34| Comment(0) | TrackBack(0) | ‐雪‐ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月01日

雲龍渓谷アイスクライミング

2017年1月28-29日
D-Arai師、オベ
【前置き】
雪上訓練の日に日本中を覆った寒波。これで氷も発達したんじゃね?と、D-Arai師とオベの二人で、氷瀑登攀に行ってきた。
因みに、数週間前、この二人で足尾に氷瀑登攀に行った時は、氷のカケラもなく、アプローチ20分歩くだけで敗退し、佐野ラーメンを喰って帰ってきた。
D-Arai師は、これで3回目の雲龍詣出。2年前にハイキングで訪れた師際、その壮大さに惚れ込み、次回は是非ここで氷瀑登攀を!と、相方(ノブさん)を連れて翌年(昨年)に再訪したのだが、大雪に悩まされながら何とか辿り着いたものの、時間切れ敗退している。では今回は泊まりで行こうよ!と、会員各位に声をかけ、マンマとワシが釣れたという訳。
「28日アプローチ、29日本番!」という計画の元、師の愛車ロシナンテ号は埼玉を出発。意気揚々と、一路日光を目指したのであった。
【27日】
二荒山神社の前を通過し、滝尾高徳水神社(二荒山神社の別宮、瀧尾神社のまた別宮)の駐車場で前夜泊。一般道を来た割には早い時間に到着できた。師謹製「カナダ豚のレタスシャブシャブ」を肴に入山祝い。師による法学講義「刑法178条逐条解説と同条制定の歴史的背景考察」を拝聴し、26時就寝。
【28日】
今日はアプローチのみなので、8時まで爆睡。外に出ると駐車場は満杯!下からも続々とハイカー達が上がって来る。
「滝ガイド」と書かれた車に乗ってやってきたオッチャンが人懐こそうに話しかけてきたので、三人で談笑。オッチャンは年金生活の傍ら、「滝のガイド業」を営んでいるらしい。三人であーでもないこーでもないと話をしながら、二荒山神社の宮司さんによる別宮での祝詞奉納を眺めつつ、ノンビリマッタリ準備したところ、なんと出発時間は午前11時!師およびオッチャンの二人の先達によれば、雲龍瀑までは「3時間見とけばダイジだ!」とのこと。久々に重荷を背負って出発。
車道をやや歩き、稲荷川右岸の砂防堰堤ハイキングコースに入り、右の堰堤を次々と数えながら進む。何個目かのデカい堰堤を左岸に渡り、見晴台への分岐から、渓谷へ向かう道に入る。雪の量はさほど多くない。朝早く出発し、下山の途についているハイカー数組とすれ違いながら、しばし歩くと、日向砂防ダム。巻き道を使ってこの上に出る。ここから稲荷川を渡渉して再び右岸の車道へ上がり、ひたすら車道歩きで洞門岩。多くのハイカーが、アイゼンを脱ぎ、次々と下山していく。ここまで約3時間。二人ともゲンナリだ。
先達D-Arai師の「こんなはずじゃなかった…。でも、先まで行こう」の言葉に従い、先に進む。
洞門岩から道は下り、真新しい堰堤の間を抜けると再び上り坂。ここで師の指示に従い、アイゼンを付け、下山してくるハイカーと行き交いながら、急登りに喘ぐ。道は一旦下った後、再び上に伸びている。いい加減飽きてきた頃、雲龍渓谷入口の展望台に到着。単独行と思われるハイカーが、ストラリッジを張っていた。ここから、雲竜渓谷が遠望できる。ここまで1時間。もうこの辺りでテント張っちゃおうよ、と思ったが、師は、「こんなはずじゃなかった」と言いつつも、「雲龍瀑まで行こうよ」と言うのであった。重荷で痛くなってきた肩を回して、さて出発。いよいよ雲龍渓谷に入っていく。
切り立った両岸に、見事な氷柱が形成されており、絶景。しかし、師によると、氷の発達は二年前と比べるまでもなく貧弱で、氷柱の数も少ないらしい。途中、氷瀑登攀中のパーティーに挨拶。彼らも今日は泊まりらしい。もう少し歩いて、やっと雲龍瀑の基部へと続く前衛滝の前に到着。テンバにするに良い平地であるが、師はもう一登りした雲龍瀑の基部にいい場所があるという。師の言葉に従い、前衛滝横の踏跡を登って行く。急な登りに息を切らし、キワドいトラバースをこなすと、目の前に雲龍瀑がドドーンとあらわれた。ここから雪面を下り、雲龍瀑前のカールに出る。
師氏は、このカールに泊まろうとの目論見だったらしい。が、雲龍瀑及びその左岸からの氷柱崩壊リスク、右岸からの落石リスクを考えると、このスリバチの底は危険な気がする。でも下に降りるのヤだなぁ…とあたりを徘徊し、スリバチの左壁についたトレースに沿って登ったところに台地を発見、ここで幕とする。テント張り、荷物整理を終え、お茶を飲んで落ち着いたのが17:00。当初の計画より、かなり遅くなってしまったが、無事安全な所で泊まれることになり、安心である。
夜、D-Arai師謹製の「カナダ豚チゲ鍋」をつつき、あーでもないこーでもないと話をする。計画通りに歩を進めることができなかったことに落胆しているのか、師には覇気がなく、弁舌も精彩を欠いており心配したが、お酒が入ると、その口調は滑らかになり絶好調。最後は俳句大会(句の内容はここでは書けない)で幕を閉じた。
夜中、目を覚ますと、下部の氷柱がドンガラガシャンと崩壊する音が聞こえ、小キジのため外に出ると暖かく、遠方に日光の街の灯が見えた。
【29日】
6時起床。朝飯を喰い、朝の納税に向かおうとテントを出ると、もうハイカーの姿が見え、慌ててズボンを上げる。ハイカーの数はどんどん増え続け、行動開始時間8時には、テントは大勢のハイカーで囲まれてしまった。その方々にやぁやぁと声をかけ、颯爽とスリバチの底に降りていくD-Arai師。その後ろを、気恥ずかしそうに付いていくワシ。
今シーズン初アイスということもあり、今回、雲龍瀑はパス!(笑)左岸の20m程度の小氷壁を本日のルートとする。昨日の疲れか、すぐにパンプして全然登れないオベに比べ、師は絶好調!リードで登り、トップロープの支点を構築してきてくれた。2~3本登ったのち、D-Arai師は、ラインを変えて被り気味のルートを登ると言う。ギャラリーハイカーからの黄色い声援に後押しされ、気合十分で完登。降りて来て、ワシにも登れと勧めてくる。広背筋と上腕筋がすでにパンパンの中、ヒィコラヒィコラしていると、「トップロープだから大丈夫だよ!ファイト!」の檄をいただく。このところ急速に力をつけてきているD-Arai師。Dとは、ディーンの略らしい。デン助のDとか言ってごめんなさい。今回から「師」と呼ばせていただきます。
お昼まで登り、今日の氷瀑登攀は終了。テントを撤収し、13時下山開始。前衛滝基部までは、昨日のルートを登り返すのはやめ、スリバチの底から残置支点で懸垂。以後、快調に下山し、駐車場到着は16時5分。昨日の滝ガイドのオッチャンが、心配したのか、師と話し足りなかったのか、待っていてくれた。一通りおしゃべりに興じた後、満足したオッチャンを見送り、軽く着替えを済ませて「やしおの湯」で汗を流す。外に出ると、件のオッチャンの車を発見!見つからないようにそっとその場を去る。ロシナンテ号は、空いている東北道をひたすら駆け続け、20時にはD-Arai宅に到着、解散となった。
【総括】
1.霧積ダムサイトのような、アプローチ至近の場所で登っている我々にしては、アプローチが地獄。荷物を持ち過ぎた。ロープは30m×2本、スクリュー10本未満、ガチャもうちょい少な目、アックスも各自一本とし、登攀時に二人で使いまわす、で充分遊べたはずだ。
2.氷瀑登攀のロケーションとしては、抜群の場所ですね。もっと氷が発達すれば、ジェフ・ロウの「アイス・ワールド」の気分を味わえるかも。
3.登攀道具は多すぎたけど、食糧計画はちょうどよかった。テンバも最高でした。
4.結果的に、アイスクライミングより、ボッカ訓練が主になっちゃった嫌いはあるけど、なかなかジュージツした二日間でした。D-Arai師、ありがとう。帰りはテント持たせちゃってごめんなさい(笑)またどこかに行きましょう。まずは伊勢海老釣りからかなぁ…
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2017年01月19日

雪上訓練


場所:川場スキー場の片隅
メンバー:オベ、うど、トシ、Dアライ、みのり

記:オベ

通常、うちの会では、雪上訓練は12月に行っているが、どうもここ数年、12月の積雪状況が芳しくない。
本当は、富士山のツルピカ斜面で行いたいんだけど、どうも塩梅が悪い。昨年度は、真っ黒な富士山をあきらめ、アルプスに行けばなんとかなるんじゃなかろうかと、中ア千畳敷にしてみた。が、雪はあってもツルピカ斜面はなく、バスとロープウェイを乗り継いでいった割には、イマイチな結果であった。
それならば思い切って時期を遅らせようと、今年度は年間計画段階からひと月遅らせ、1月にしてみた。やはり12月の積雪がイマイチだったので、1月に期待していた。
しかぁし!!訓練当日は、期待を上回る、最強の寒波到来との予報。候補に考えていた富士山・谷川とも論外。どうしようかと、集会で呻吟していたら、うど姐より「川場なんてどう?」との提案。一も二もなくこの案に乗っかる担当のワシであった。

【14日】
川場スキー場の駐車場は、うど姐によるとそれはそれは素晴らしく、トンでもなく快適な夜を過ごせるらしい。ただ、18時頃に閉鎖され、夜中の1時頃開放されるとのこと。18時に行くのはちと無理目、逆に夜中の1時到着では、アプローチの雪道走行が危険。ということで、今回は途中の道の駅で幕営する。持ち寄ったつまみと、Dアライ氏謹製ラムしゃぶをつつきながら、入山祝兼新年会を行い、就寝。

【15日】
8時半頃出発。途中、Dアライ氏の愛車ロシナンテ号が坂道を登れなくなるというハプニングがあり、やや降りたチェーン無料レンタル場に残置。トシ隊長のノーリミット号に全員乗り合わせ、川場スキー場へ向かう。
支度後、リフト券売り場で鳩首会談。今日の天候を考え、稜線までは上がらず、入口付近の裏手にある斜面を使わせていただくことにし、訓練開始。
積雪は多いが、降雪直後のフカ雪。この雪を踏む固めることから始める。上部で固い層にぶつかったと思ったら、石交じりの草付が。このエリアはアイゼンでのトラバース訓練に使うこととし、斜面のラッセル→上部でアイゼン歩行の練習、を繰り返す。
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ほぼラッセル訓練状態

”踏み固めた”と言っても、とてもツルピカとはいかないので、その後の滑落停止訓練はやや形だけ。次に、雪面でのアンカーの取り方等の研究。
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スノーボラードによる懸垂

お昼になったので、なんとゲレ食へ。堕落っちゃぁ堕落、贅沢っちゃぁ贅沢。ビールが旨い(笑)。
食後、各種確保方法(腰がらみ、ブーツアックスビレイ、スタンディングアックスビレイ)を一通りなぞり、本日のメインイベント。
これまで、スタンディングアックスビレイで、被確保者の制動確保の訓練はやったことがある。しかし、被確保者が動けない状況に陥っていたら、制動確保で自分にのしかかる加重から逃れ、動ける体勢になり、被確保者の救助をしなきゃならない。これをどうやるか、試したことがなかったのだ。うど姐がネットで見つけてきた某テキストと首っ引きでやってみる。
全員、見よう見まねで一回ずつやってみたところで、いい頃合い。風雪も本格的になってきて、ゲレンデでも厳しい状況になってきたので、ここで訓練を終了。
装備を解き、ノーリミット号で、ロシナンテ号の残置場所に向かい、前にある温泉で汗を流し、帰途についた。
【所感】
雪上訓練における制動確保の動画等を見てると、ソリとかボディボードとかで被確保者がすっ飛んでいくやつがある。
あれだと、雪面がツルピカでなくてもよく滑りそうなので、今度試してみたい。

制動確保からの抜重と支点への加重移動は、資料によれば、
1 制動側(被確保者と反対側)のロープをハーネスのビレイループに仮固定(加重はハーネスにかかる)
2 被確保者側のロープ(自分のビレイループの下あたりの位置)にフリクションノットを施し、これもハーネスのビレイループに止めて、1の仮固定を解除(同じくハーネスに加重がかかるが、肩にかけたロープの加重から解放)
3 被確保者側のロープ(支点のピッケルより先のクライマー側に延びるところ)にフリクションノットを施し、ピッケルから伸びている支点にとめる
となっているが、加重がかかった状態で、仮固定やフリクションノットを作ることはとても難しし、2→3に移るときに、どうしても引っ張られてしまう。このヘンを楽にうまくできないか、ちょっと考えてみたいと思う。
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加重に苦しめられるDアライ氏。

来年は、やっぱり一泊で富士山かなぁ。


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posted by 梁山泊Web管理者 at 16:34| Comment(0) | TrackBack(0) | ‐雪‐ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月09日

三依山 初スノーシュー咽び泣き

2017/1/7-8

うど子


暇人が妄想すると時にヘマをやらかします。
私がそうです。


家に張り付かざるを得ない正月休み、暇に任せてネットをつらつらと眺めていて「つい」スノーランという軽量スノーシューをポチってしまった!(年落ちのアウトレット)
昨今の通販はすごいですね!ポチるとすぐに届いちゃうし、自分の手元から現金を出さないのでコワいものがあります💦

常々ワカンの浮力増しについて策を練ってたんだけど、どうにも上手い手が見つからずにいたんです。
「スノーラン」は1.17キロとワカンよりはやや重いものの軽量で、アプローチの持ち運びや不要の時にザックに括り付けて歩くにもさほどの問題は無さそうに思いました。
下手に自分でワカンを改良するよりも良さげだ!

買えば試したくなるもの。
去年にも増して寡雪続きだが、上越や会津は直前に吹雪いたのでさすがに一人ではラッセルがしんどすぎるので、会津手前の微妙な山域である五十里湖周辺の山「三依山」に決めました。

会津野岩鉄道は交通費も安上がり。
三依山は我が家からだと奥多摩や秩父と変わらない所要時間でどっぷり雪が楽しめて、中三依温泉駅からすぐに取りつけるお手軽なラッセルの山と言う認識があり、いつかは行ってみようと前から思っていました。


駅降りてビックリ!
雪が無い!

これには参りました!
計画段階で、「ひょっとして雪がなかったりして」なんてちょっと思いましたが、本当に無くて焦った〜💦


仕方なく歩き始めましたが、果たして今晩の水は作れるのでしょうか?

駅前の元ファミリースキー場はとうにその面影は無く、水害の影響なのか荒れ放題。
通常はルートになるらしいゲレンデ奥の沢状は非常にガレており倒木が折り重なっていた。
地味すぎるわぃ。

こんなところスノーシュー括り付けた冬の泊まりザックで入るのは勘弁!
お隣の墓地との間の尾根から取り付き歩きやすいところを適当に選んで登っていく。
はぁ(泣)

背中で泣いてるスノーシューう〜(唐獅子ボタぁン〜💦)
ポキポキ折れる枯れた笹藪をかきわけ急斜面を登るシュールな図なり。
主尾根に出るまではなかなか急なところもあり、落ち葉がフカフカとあるところはまだしも、固く凍結した斜面にうっすらと雪が載っているところは滑落しそうで結構緊張させられました。
靴の裏に感じる凍結した砂粒がジャリっとずれないことを願いながら恐る恐る体重をかける。
ジョリスラ的。
(下山時はアイゼン付けたけど、上から眺めると良くこんなところ硬い冬靴で登ったなぁと我ながらビビりました。アイゼン付けりゃどうっちゅうことはない。)


急登を終えると、ブナや楢の巨木が点在する広大な緩い尾根となりました。
(ヤバイ!キノコの尾根だ💦え?何がヤバいんだ!💦)
真っ白だったらどんなに素晴らしかったことでしょう!


雪無し.jpg


尾根が広いので帰りに備えて要所に赤布を打ちながら行きます。(赤布結構必要。)

どこでも泊まれるけど何しろ雪がほとんど無い!
何としても水を作らなければならないので、最低限の雪を求めて地形図上の一番広いところC1170にツェルトを張りました。
駅でお水はとれるけど、今回は持ちあげてません。


ベース設営後、ピークを目指しました。
段々雪が増えるかと期待したけど、そんなことはありませんでした〜!

途中で、ちょっとだけ雪が深そうなところがあったのでわざわざ無理矢理スノーシューで歩いてみました。
(脇を歩けば雪はほとんど無いんですが💦)
アラ、ワカンと大差なく沈むみたい(泣)
でも爪が立派なのでワカンと違って滑りませんでした。


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足1.jpg


何故だか山名表示板が三つもついてる三依山ピークに着きましたが藪っぽくて特に感動も無し。


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さぁ、とっととお宿に戻ってビールを飲むこととしよう!

ゆうひ.jpg


おうち.jpg
ツェルトは広くて快適です!

今回は雪が無くて奥多摩ハイキングと大差ない感じになっちゃったけど、雪が付けばかなり美しい尾根なのでまたの機会を伺いたいと思います。


あさひ.jpg



あしあと.jpg


何よりも連休なのに誰も居ない!っつうのがポイント高いと思います。(居るわけない。)
とってもくつろげます。
交通費も安上がりで便利な山です。
赤布は必携かな。


昼前に下山したけど、あと1,2時間待てば今季やっとの冬将軍の到来だったと思います(笑)
posted by うど子 at 15:31| Comment(0) | TrackBack(0) | ‐雪‐ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年05月05日

朝日連峰 日暮沢〜竜門〜大朝日〜日暮沢 春の嵐編

2016/5/2-3

メンバー:うど子、NASさん


寡雪のGW、雪を求めて緯度を上げることにしました。
名だたる大渓谷が集まる天下の朝日の白い稜線で源頭部を見下ろしながら酒を飲もうじゃないか!


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当初の計画では(またか!)、八久和に下りるか横断して呂滝手前で潜水艦を狙いつつ焚き火なんぞ楽しみつつ周遊しようかと目論んだのですが、あれよあれよと直前で天気予報が悪化、更には現地でぐっと悪化してしまい、沢横断どころか以東岳もカット、周回の半径もちっこくなっちゃってせっかくの連休だっつうのに正味一泊の一般ルートスノーハイキングになっちゃった(^ ^;)

せっかくの残雪期、地図を眺めて自分なりのルートを描きたかったのじゃが。。
まぁ、でも地図眺めていたらいくつか今後使えそうな良さげな尾根を見つけたのは収穫です。
いいんです。
妄想、逡巡、計画、準備…これらは山行の一部、というよりも大部分を占める楽しみでもあるんだから。

……所詮人間なんてお天道様には勝てませんから自分の身の丈にあった山行しかできないもんな。


朝日にはどうにも相性が悪いのかどうか、過去天気が良かった試しが無いかな?
今回は初めて尾根からの訪問となりました。

行く前から、いや現地でもずっとお天道様のご機嫌を伺いながらの行動でした。


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posted by うど子 at 18:24| Comment(0) | TrackBack(0) | ‐雪‐ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする