2018年05月22日

谷津川 本流

2018.5.20  会山行
メンバー : ヒロP(CL)、NAS、うど子、勇、信、みのり、新会員I(記)

当初計画では2パーティに分かれての遡行であったが、1名が急きょ参加を取りやめたため7名一緒の行動となった。 というのは公式記録の建前で、前夜に飲みすぎて出発が遅くなったのでパーティ分けできなかったのでした…。 みなさん、S社の「おいしいワイン。」にはご注意を!

今回は恒例の「わらじ初(ぞめ)」。 人数が多いのでリーダーのヒロPが参加者の力量を鑑み、またアクセスを考慮して選んだ沢だ。 計画段階から最後をどうツメるのか意見が分かれた。 熊倉山ピーク(1426m)には関心がなかったので、ツメと下山路はなるべく簡単に早く済ませたい。 心で思っていることはみんな同じであったが、奥の二俣を左に行くか右をツメるか、悩んだ末に右俣に決定した。

お世話になった道の駅あらかわを三台乗車で出発。雲ひとつない青空!
IMG_0518.JPG


熊倉山登山口駐車場(385m)から熊倉山白久林道(登山道)に入り、最初の営林署標識(No.2)で入渓した。白久林道は土砂崩れのため2011年から通行禁止になり、現在は廃道になっている。
IMG_0554.JPG

IMG_0519.JPG 


地獄谷の出会いまではゴローと小さな滝が続く。下の写真は6mの滝。これは右を巻く。
IMG_0521.JPG 


地獄谷の出会(500m、最初の二俣)。
IMG_0523.JPG

IMG_0524.JPG


七つ滝に到着。高さがあってすらりとした女性的な美しい滝だ。中間地点にスリングが掛かっているように見える。あそこまでどうやっていくのだろう?
IMG_0528.JPG


12m二条滝は水流左側を信さんがハイステップを決めて一段目を登ったが、中段の緩い斜面がヌルヌルで次の一歩が出せない。信さんにはセミになってもらって、勇さんが右から巻いてロープを出した。
IMG_0531.JPG

IMG_0536.JPG

奥の二俣に到着。 左に進めばゴルジュ、右は100mも登れば廃道に出るはず。記録を読むと厳しいことが書いてあったが、廃道といっても元は登山道。 そこまで行けば何とかなるだろう、と軽い気持ちで考えていた。歩き出したのは11:30。この時点では「早く降りて3時過ぎには温泉に入りたいね」と軽口をたたいていた。 NASさんが最後の水を汲み、ザレてる急登をツメて行く。 

IMG_0546.JPG


左手には石積の窯のようなものも現れ、人の手が入っていた往時が偲ばれる。
IMG_0548.JPG


石のザレから土崖の急こう配に変わり、よつんばいになって這い上がっていく。 這い上がっているのだが一向に廃道が現れない。 地形図では1000mを超えて右にトラバースすれば廃道にぶち当たるはず。 しかし見上げると岩壁も出現し始めてきた。 右へ右へ逃げて放置された伐採丸太を乗り越え、ようやく登山道にでた。 営林署の標識もあった。No.14とある。 ヤレヤレ。 わたしはアプローチシューズに履き替え、NASさんは隠し持ってきた缶ビールを飲もうとした。 が、長年の経験か動物的な勘が働いたのか分からないが、飲むのを思いとどまった。 正解であった。 思いもよらないことであったが、ここからが長かった。 地獄谷の源頭を渡り、標識No.11を過ぎた地点まではスムースだったが、そのあと道を失ってしまった。
IMG_0549.JPG


 OI000034.jpg


地形図によると地獄谷の源頭を渡った直後に廃道上の分岐があるはずだったが、行きつ戻りつしてもそれらしき場所は見つからない。GPSで見当をつけて藪の中にそろりそろりと下り始めた。ところどころにテープはあるのだが、作業用目印のようで参考にならない。途中に大きな崩落地がありそこらじゅうにテープがあった。

急斜面の藪や樹林帯をトラバース気味に北に歩いて3時間以上が過ぎた。横移動をしているので少ししか下降できていない。小さな落石も頻発し、鹿から身を守る植生の影響か小枝の多くにはトゲがあり痛い。いい加減うんざりだ。そんなみんなの気持ちを代弁して勇さんが声を上げた。
「もうロープを出して沢へ降りよう。」
「ダメッ! 次の尾根まで行って決める。」
と、トップを行くうど子さんが間髪を入れず叫んだ。
全否定された勇さんは沈黙し、瞬間であったが剣呑な雰囲気がわれわれを包んだ。

結局、勇さんが降りようと言った場所から数分で小さな尾根を越えて登山道(廃道)に出た。営林署の標識No.6があった。
下の画面キャプチャーは、道を見失った直後からスタートさせたGPSのトラッキングだ。
 図2.png

下山してからうど子さんがこう分析した。
「とっくに無くなっていた地形図の道を苦労して地形図通りにたどったのです。」

ロープワークやクライミング技術も大切だが、ルーファイが一番重要だと今回思い知らされました。


( 7:47 入渓 〜 8:12 地獄谷出会 〜 9:14 七ツ滝 〜 11:01 三俣 〜 11:27 奥の二俣 〜 16:15 駐車場 )




続きを読む
posted by がんちゃん at 18:27| Comment(1) | ‐沢‐ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年05月17日

鶏冠谷 右俣

5/12  鶏冠谷右俣

メンバー;  ヒロP、専務


ゴールデンウィークに不甲斐ない山行になってしまった僕は、

リハビリの為にどこかを歩きたいなと思っていた。

折角なら今期入会した専務に、リハビリにご一緒頂けないかと誘ったらOKだったので行って来ました。


道の駅みとみで、前泊。

専務のプライベートを根掘り葉掘り質問攻撃。

なかなか面白いネタを仕入れられた笑



翌朝、西沢渓谷駐車場に移動し、しばらく歩いて鶏冠谷出合。



いきなり暗〜い感じでテンション下がり気味だか、それも最初だけ。

昨夜の酒が抜けぬまま歩き、

初っ端の魚留めの滝をトライせず高巻きした。

足慣らし的に歩いていたので記憶が定かでないが、

軽く登れる滝もあり、綺麗なナメもあり、頭の中は酔っ払ってるけど、まぁまぁ楽しめた。


目にする記録では、核心と言われる20m逆さくの字が出て来た。

ヌルヌルで嫌な感じ。専務にビレイをしてもらい取り付いてみる。

ヌルヌルで足が出ない。取り付きから落ちればナメを4mほど落ちる事になる。

落ちても死にはしないかぁと思いながらも嫌だなぁと言う気持ちが勝ち、取り付きちょっと過ぎにナッツを決める。

それからはリラックスで、屈曲点にある残置にクリップ。逆くの字には進まず、そのまま直上して抜けた。

身長デカイと余裕で抜けれる。


しばらくして西俣との出合。

右俣は、4m25mで出迎えてくれる。

その両方を一緒に高巻いてしまう。が、これがまたまぁまぁ緊張。

土はグズグズだし、掴んだ木は折れるし、岩は浮いてるしで、めんどくさい高巻きになった。

25mの落ち口に懸垂沢に降り立つ。あー、メンドくさ。


その後は、しばしナメをお楽しみください!と言わんばかりのナメ。

2人で、これを綺麗と言うか、ウザいと言うか、と言葉を交わした程、飽きる。


もう良いよ、って頃に左沢と右沢の出合に到着。

左に40m大滝があるので間違いない。

我々は、右沢に進み登山道に詰める。

足首が悲鳴をあげる角度を登りながら、まだかまだかと登山道にぶち当たるのを待っている。

ようやく登山道に当たり、下山を開始。

下山中、専務のプライベートをさらに深掘り、楽しく下山。


この沢は、とにかくクドイ。

もう少し楽しませてくれないと。

飽きちゃうの、私。

と言いたくなる沢であった。

足慣らしにぴったりな沢だった。


: ヒロP


E5078EDE-B485-4AC1-BBB8-EBD6FFDEB02A.jpeg









posted by ヒロポン at 18:11| Comment(0) | ‐沢‐ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月16日

檜枝岐/実川硫黄沢

2017/10/14・15 会山行(草鞋納め)

メンバー:NAS, D-Arai, SL/ノブさん, CL/ガラ中


押忍 梁山泊3年目のガラ中です。
今回はCLを仰せつかり、さて引き出しのない小生としてはどうしたものかしらと思い悩む日々が続き、仕事もそっちのけであーでもないこーでもない。当初は日帰り山行計画でしたが、草鞋納めは「美味しく楽しく」をメインに考え、あえて一泊。昔のムックを引っ張り出し眺めていると、若かりし細山さんの遡行記事を発見し、ネット検索・地形図とにらめっこ。D-Araiさんに相談すると「ばっちりポン」のお墨付きをいただき、檜枝岐・実川硫黄沢に決定。ここならロバくんも行けるし、きっと美味しく楽しい山行になるでしょうと思いきや、予定していた仲間が急な仕事や入院、怪我等で参加できなくなり、オジサン4人で行ってきました。

PA142859.JPG

数日前から降雨多く、当日もどうも雨らしい。テン場予定地は1450mなので雨風びゅーびゅーは気が重い。
「まあとりあえず行ってみて現地判断しましょう」D-Araiさん宅に集合しロシナンテ2号でいざ檜枝岐へ。
恒例の前泊入山祝、酔眠。


8:45七入駐車場到着。多少増水気味だが遡行距離も短いので問題なしと判断し、9:00硫黄沢入渓。小雨降るなか小滝を越えてゆくとありました〜。プリンプリンの「ナメコ」にピカピカの「ムキタケ」。今夜はナメコおろしにキノコ鍋etc。

PA142899.JPG


一応真面目に沢登りもしました。いつの間にか雨も上がり、快適に滝を登りつつ「これが蛇滝?」「いや、こっちが蛇滝だろ」結局同定できませんでした。
本日の核心部は12m滝の高巻きとその先のゴルジュです。
高巻きはルンゼを直登し、左にトラバースしつつ一気に上がる。ゴルジュは最初膝上まで水に浸かるもののすぐ上に上がりへつり。ドボンしたらやだな〜と思っていましたが、丹波川本谷のうなぎの寝床のほうが遥かに難しい。

DSCF1464.JPG


13:00テン場予定地に到着。なんともお気楽日程。
組長はナメコの下処理。ノブさんとガラ中はタープ設営。D-Araiさんは薪集め。
ノブさんが切りそろえてくれた薪で楽しい焚き火。15:00には我慢できなくなり練習し始めてしまいました。
料理も充実。4人では食いきれないほどたんまりのキノコ鍋。ナメコおろしのうまいことといったら・・・こればかりは現地で食べた人にしかわかりません。絶品です。
気がつけば夜もふけ、綺麗な星空にかわり今夜も酔眠。

PA142909.JPG

DSCF1475.JPG

昨晩綺麗な星空だったのに朝起きたら予報通り曇天。キノコ鍋にうどんをぶちこみ、贅沢な朝食。D-Araiさん特製柚子胡椒を入れ、美味しくいただきました。
撤収を終え、9:00遡行開始。時折の小雨。この先はダラダラ沢歩き。長池脇から林道に出たらすぐバスが来てくれました。沼山峠から七入駐車場までは沼田街道を下山。13:00七入駐車場到着。燧の湯入湯。

DSCF1444.JPG

硫黄沢はルンルンで遡行できるし、おそらく春は山菜&岩魚、秋はキノコと美味しく楽しい沢でした。ただ硫黄沢というだけあって下流は硫黄臭いし、上流は長池よりの水なので直飲みはしないほうがいいでしょう。飲水は持参したほうが無難です。

おしまい

posted by ガラさん at 11:24| Comment(0) | ‐沢‐ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月10日

本名御神楽岳前ヶ岳南壁V字第2スラブ

2017/10/8

メンバー : CLうど子、USAN


P1010048.JPG


やたら長くてややこしい山行場所の名称だけど、あっさりと霧来沢右俣奥壁V字第2スラブと言った方が感覚として分かりやすいような気がする。
沢屋にとっては山の名前じゃなくて沢の名前を言われた方が「あぁ会越。只見のあそこ、室谷の裏ね」と言う感じではないかな。
簡単に言うと、霧来沢右俣(カラ沢)を詰めました?(^^;)

今回、水無流域の別の沢に行くつもりだったけど、メンバーの故障、天候で第2案のこちらに転進。

ここは一昨年も登るつもりで現地までは行ったのだ。(モウガケ沢出合いに泊まったよ。)
当日出発時間になっても雨が止まずに諦めた経緯があります。

また、以前6月に雪渓の鞍掛沢を詰めたことがありました。(ウドがすごかったっけ。)
その下山の時に眺めたド迫力のスラブが心に引っかかってたのです。

なにしろ青空に向かって明るく開けた大スラブは開放的でスケールでかくて何度見上げても「スゲ〜ッ!」っとド迫力感が半端ないですからね。
晴れてないとイヤッ!紅葉ならもっと良いな!


ここらへんは大変魅力的な山域なんだけど、我々からすればアプローチが核心かと思う程遠いのね。
若い時のように寝ずに出発というのはもう辛すぎるお年頃。
今回は3連休ですが、初日は雨予報ということもありノンビリ起きてキノコ探しの後モウガケ沢出合いにベース設営、中日に登攀、翌日はまたまたキノコ探しながら帰京というお家芸のまったり計画です。
当初一緒に行くはずだったヒロP、なんと直前に膝が壊れて手術と言うことになり無念の不参加。
あせらずしっかり治してね!(代わりにウマいビール飲んできてあげるyo😵)


7日(雨のち霧雨、曇り、小雨)

某所で起きると周囲はゲートボール大会、バドミントン大会、野球大会会場に一変していた。
(なんかこんなこと前もあったよな〜💦)

霧来沢沿いの林道は、一昨年前は落ちていた橋も修復されデコボコの道を登山口まで車で入ることが出来た。
つまりアプローチは30分だ!
足が地面にめり込むんじゃないかというほど酒とツマミをどっちゃり背負って行く。
初日は予報よりは天気が良かったのでキノコ探しに出かけたが、今年は気温が高いせいなのか秋のキノコの出がとても悪く、今宵の鍋にやっとという貧果でありました。

ベースとしたモウガケ沢出合いには焚き火の跡が残ってたが、銀紙の燃えかすがそのまま残されていた。誰だ!💢
我々は焚き火にはそもそも銀紙はくべないよ!
アルミ箔は当然ながら裏が銀色のヤツは全てくべない。
燃え残るものはそもそも何もくべるな〜っ!そしてちゃんと後始末してね!


8日(小雨のち晴)

いよいよ登攀の日。
7時ちょい前、小雨ぱらつく中を出発。
山はガスに雲っている。


P1010026.JPG
秋なので物思いにふける、ふり。


少しばかりの重い気持ちを抱えながら、登山道を行く。
無理矢理同行させられたUSANはキノコ探しに余念なし。


P1010028.JPG


それにしてもブナの大木の良い森だ。
霧来沢本流の碧のナメがとても美しい。


登山道が登りに転ずる前の枝沢から本流に下降する。
実際には地形図よりも手前で道は登ってゆく。
鞍掛沢から数えて2本目の枝沢を下ることにした。

今回は靴を濡らしたくないので、いつもなら何も考えずジャブジャブ歩くところも徹底的にヘツリ倒す。
単調な沢もヘツれば面白い。

思ったよりも沢の遡行は長いが、特に悪いところも無く順調に進んでいた、はずだった。

どこの滝だったか、左のもろい凹角から乗越そうとトライするも、落ち口に今にも落ちそうに岩が引っかかっている。
これに触らずに登るにはリーチが足りず、USANに代わってもらった。
USANがさて登ろうとしたその時、「ラ〜ク!」の声。
一抱えほどの硬い岩を落とすまいと受け止めようとしてUSANが手を出し、右手の人差し指と中指の先に裂傷を負ってしまった。
うど子の左の脛にもあたってしまった。
側壁にUSANの血が飛び散っている。
脛に当たった石は割れた(^^;)その石が落ちたところの石も割れてた(^^;)
うど子は骨密度(だけが)自慢だ。

一端降りて処置の後、もう下りようかとの考えも一瞬頭をよぎったが、お互いどうやら続行可能な程度で済んだので決行。
気を取りなおして再度トライ。


最後の滝は頑張れば直登も出来そうだが、左から簡単に巻いた。
何の苦も無くスイスイ巻ける。
そしてこの滝を登ると自動的にスラブに導かれ、始まっちゃう(^^;)いや、始まっちゃった(^^;)


P1010040.JPG



このあたりから天候回復、前方にはド迫力の奥壁がジャジャ〜ンとお出ましになった。


P1010041.JPG
V字広場の一つ手前。写真より実際の傾斜は4割増しといったところ。


これを見上げたUSANの一言「帰ろ!」(笑)
私もアブナく「うん!」と頷くところでした(^^;)

「たいがいスラブってさぁ、遠目で見たり下から見上げるとド迫力でこんなん登れるワケ無いじゃん!って思うんだけどさぁ、近づくとそうでもないしさぁ、実際に登ってみると大したことないってのが多いよねぇ」
「だと良いねぃ」

などと会話しながら知らぬ間にもう引き返せない壁の中に突入してしまったようだ(^^;)
ルートは行けばはっきりと分かる。
見事な奥壁スラブ、これが見たかった。


P1010042.JPG



P1010044.JPG
V字広場に向かってます。


P1010045.JPG
広場に到着!広いけどナナメってます!



遠目にはこんなとこワシらに登れるワケないわという大迫力なんだけど、近づけばホールド/スタンスは豊富。
登ってみると岩はガッチリと固くフリクションも良い。
所々ノーザイルではやや傾斜がきつく感じ思い切りが必要なところもある。


P1010047.JPG
写真の右が第1スラブ、左が第2スラブ。キレイなV字!


グレード的にはせいぜい3プラ程度止まりだけど、なにせ高度感がありすぎ。
ガンガラシバナよりロープを出してない分緊張感がある。
易しいがアブナイ。
絶対にミスは許されない。
弱気を出さず強気で前向きに、集中して慎重にも慎重を期して一歩一手確かめながら確実に登る。
「落ち着け!」です。


PA080056.JPG


落石の音が大伽藍に響きゾッとする。
出合いまで止まらない。

ミスれば人間も同じ。


P1010054.JPG


我々はノーザイルだったので所々トラバースを掛けながら各々登りやすいところを選んで登った。
所々に細いブッシュはあるのだが、そうそう都合よくあるわけでもなくピンが取り難いのでロープを出すのは大変だと思う。
ロープを出せばかなり時間がかかるし落石のリスクも増え、ルートに制約も出ると思う。
慣れない新人など居ればフリーというわけにはいくまい。
相当に時間もかかるし神経をすり減らすことだろう。
上に先行パーティーでも居れば、撤退も考慮に入れたいほどの落石のリスクはある。


稜線に出る直前で念の為にフラットソールに履き替えた。
最後までラバーソールの沢靴でも行けると思うが、フラットソールの方がラク。


岩瘤の左を登ったが、ここらへんは全般に脆く傾斜も強い。
確認しながら非常に緊張感を持って登った。


P1010051.JPG
中央の岩瘤の左側を登ったが脆い。瘤の先は傾斜がきつくなるがすぐに稜線。



P1010049.JPG
稜線直下。驚いたことにスラブのかなり上部までほんのりと水流がある。


12時ちょうどくらいに登攀終了。
藪の稜線から登ってきたスラブを見下ろし満足の握手で大休止。


PA080055.JPG
ウヒヒ。


ほっとしてザックを降ろしバカ話などするこの時間が好きだ。
満足だ〜!

ここから小屋まで約一時間のヤブコギ。
尾根は細いが何となく踏み跡があり藪は煩いものの薄い。
裏側は室谷のムサ沢だよ〜!


後は山の恵みに目を皿にしながら冷えたビールを目指して下るのみ。
登山道から眺める南壁スラブはやはり大迫力で、登攀を反芻して自己満足のひととき。


PA080058.JPG



PA080060.JPG



PA080061.JPG
あそこだよ〜!



ベースに帰着し久々の旨いビールと大焚火にありついた。


1507591899695.jpg
ヒロPゴメンよ!


ここは車止めから30分でテン場、下部はブナの森をゆったり流れる癒しのグリーンタフ、上部はイカツい大スラブの奥壁と一粒で二度美味しい遡行が出来る素晴らしいところだ。
下山も登山道を使ってあっという間。
山の恵みにも事欠かないし、静かなとても良いところ。

今回は一度も水を踏むことの無い沢登り。
秋には時にこんな沢も良いんじゃない?

私の体内の会越血液濃度がやっと正常値に戻った気がした。


(以下休憩を含めたまったりの行動時間。)
登山口からモウガケ沢出合約30分
出合から登山道経由霧来沢本流まで約1時間
沢遡行1時間強
登攀2時間半
ヤブコギ1時間      



posted by うど子 at 10:01| Comment(0) | ‐沢‐ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月18日

タカツコ沢

タカツコ沢 2017/9/16-17
メンバー: ディーン、ウド子、ガラ中、ノブ、福、ヒロP


台風18号が9月のシルバーウィーク三連休に直撃するかもと、
台風進路が気になる中、
一旦決まった袖沢北沢を中止し、
飯豊連峰三国岳の南東面を源とするタカツコ沢に決定。
予報では、1日目は大丈夫。2日目は午後から天気が荒れる予報。
でも、日帰り可の短い沢なんで、問題ないと言うことで、行って来ました。

日付が変わり25:30ごろ、御沢キャンプ場に到着して見ると、
台風がこちらに向かってる予報にも関わらず、
駐車場には、前泊の車がいっぱい。
恐らく、一般登山者も台風を気にして、
初日に三国小屋に荷物デポし飯豊山ピストン、翌日下山なんだろう。


タカツコ沢は飯豊の初級の沢。
でも、そこは飯豊。
初級と言えども油断禁物と思いながら遡行開始して見ると、
なんて事はない小滝が良いペースで出現して来る。
あえて悪そうな方を登ってみようとか遊び感覚出来るほど、
危険な感じもせず、殆どの小滝を登れる。
一箇所、凹状の3mくらいのが、無駄に高い身長と、最近横幅も増えつつある体が、狭い凹には邪魔になり、空身で登って荷揚げしたくらい。
テン場となる、おっかえし沢の出合までは、本当に初級でした。

テン場の宴の最中も、雨が降ることもなかった。
翌日の台風情報が気になりラジオを聞くと、
当初の予報よりも進行スピードが落ち、下山日には雨に降られる心配もない事がわかり一安心。


2日目は、タカツコ沢を詰め上がり、三国小屋に出てから下山の計画だったけど、
進路を東に取り地蔵沢を詰め登山道に出る計画に変更と言うので、残念ながらタカツコ沢のメインのスラブはお預けとなってしまった。

初級の沢で、
日帰り可を一泊二日、
且つ枝沢にエスケープ…。
"なんだかなぁ…↓"とテンションだだ下がりの消化不良の山行でした。。。


あぁ、台風が憎らしい。

記 : ヒロP

posted by ヒロポン at 09:20| Comment(0) | ‐沢‐ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月07日

尾白川 黄蓮谷 右俣

尾白川黄蓮谷右俣

2017/8/1315

オベマツ(CL)、NASさん、うど子さん、ディーンさん、ノブさん、ヒロポン


8/13 8:45矢立石登山口 15:00黄蓮谷出合

8/14     7:00黄蓮谷出合 ー 17:002360m野営地

8/157:00野営地 ー 17:15 竹宇駒ヶ岳神社



入会して初めてのお盆山行。

どうやって行き先が決まるのかなぁと思っていた。

会のメールで各方面の候補沢が上がる中、南アだけ漠然としている。

オベマツさんとのジム帰り、赤羽の飲み屋にて、


ヒロP「黄蓮谷に行きたいっス!」

オベマツ「黄蓮谷ね、いーよー」


酔ってて明日には忘れてないよなぁー、と思いつつホッピーを飲みまくった。

メジャールート故に、ミーハー感が否めないが、新人にはこう言うのも必要なんです。。

快諾してくれた先輩方に感謝です。




8/13  林道歩きながらキノコ採取しつつ、入渓の為、懸垂する。

IMG_6198.jpg


直近の台風や雨の影響で、増水している模様。

特に難しい所もなく、約4時間の遡行で黄蓮谷出合いに到着し、本日の野営地とした。

メジャールート故に、魚は釣れないだろうと思っていたが、

ディーンさんとノブさんが、しっかりその腕前を披露してくれた。

毎度の事ながら、釣りへの情熱に感服いたす次第。


IMG_6196.jpg


IMG_6197.jpg

ノブさんの尺イワナを含む計12匹、美味しく頂き、焼き枯らしは翌日の行動食に。




8/14  昨夜降った雨の影響もさほど無く、今日は、いよいよ黄蓮谷遡行。

スケールがいちいちデカイ。

IMG_6199.jpg


IMG_6195.jpg



登攀も巻きも、落ちればタダで済むわけが無い所を歩いているにも関わらず、

何だか今回の山行は、妙に安心感があるなぁと思いながら遡行をする。

そろそろいい時間になってもなかなか良いビバーグ地が見つからないなと思って居たところに、

何とか6人寝れる場所を発見。

とは言え、スラブの中に出来たちょっとした平地故に、トイレが危ない、危ない


何とか薪も確保できて良かった。

IMG_6194.jpg



8/15 昨日かなり歩いたのにまだあと700mは詰めるのかと思うと、黄蓮谷の大きさを感じずにはいれない。

Pasted Image 0.jpg

もはやどれがどの滝かもよく分からなくなってきたところで、ハイマツ帯に突入した。

サクッと漕いで登山道に到着。そこから駒ケ岳山頂まで距離で約300m程度。

でも誰も山頂を踏まず、下山方向へ。

あとは登山道を下山するのみなのだが、まぁ長い、長い・・・。

毎回どうしてこうも下山はうんざりさせられるのだろうか・・・。




1ヶ月前の山行の記録なので記憶が曖昧だけれど、

楽しい夏休みでした!

次からは、どんな沢でも竿は必携だと勉強になりました。

ちなみに、ノブさんの釣ったイワナを画像処理で実寸計測してみたところ、

32cmでした。デカっ!

ーヒロポンー





posted by ヒロポン at 13:03| Comment(0) | ‐沢‐ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月02日

北ノ又川 白沢

2017年8月5~6日  メンバー USAN・うど子













出合いの3段滝.jpg
ペラペラの雪溪.jpg




一夜の宿.jpg



死にそう.jpg



ラベル:雪稜 小滝
posted by うーさん at 23:21| Comment(2) | ‐沢‐ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする