2016年10月24日

三国川 黒又沢 日向沢

2016/10/23

メンバー: CLトシ、オベ松、信、うど子


パッとしない天気の下、快適な十字峡の小屋を出発。

沢中特に問題になるところも無く、バカ話をしながらサクサク進む。(キノコも無いしぃ💦)
水量も少なく秋向きの沢だ。
大滝は念の為一応ロープを1P出すが、ホールドスタンスともに豊富で見た目よりもずっと易しい。

むしろ源頭付近の小滝群の方がヌメヌメ。
だが容易に左右のブッシュを伝って行けるので問題なし。

詰めのヤブコギも薄くさほどの苦労は無し。
今年はキノコの出も悪い!本当に悪い!

のんびりの遡行だったが昼過ぎには十字峡の小屋に戻った。

三国川の中ではずいぶんと易しく短い沢だと思います。
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2016年10月17日

巻機 割引沢〜ヌクビ沢〜三ー沢右俣

2016/10/15

うど子


今季はお盆を除きほとんどの週末が雨にやられてましたが、今回は違う!
列島は移動高にすっぽりとおおわれて絶好の山日和なり!

この一か月はプライベートでも良いことがなくて心は雨降りだったけど、こっちもやっとこ晴れ間が見えてきた。

ここんとこ念仏のように「秋晴れのスラブ行きたい!天高く青空に突き抜ける開けたスラブに行きたい!」と事あるごとに唱えてきたが、毎週末の雨にやられてきた(泣)
寡雪だというのにせっかくの三連休も雨にやられて会津縦走でお茶を濁した。
今度こそ!と仲間を募るが今週はみんな忙しかったりケガだのなんだの、なんとボッチの計画となりました。

ということは、ちゃんとしたスラブなんて行けないよなぁ(泣)
こんなこともあろうかと、以前より温めていた秋のボッチ用スラブ的ハイキング的でもちょびっと沢的もしかしたらキノコ的計画である、マッキーのヌクビ沢から三ー沢右俣を詰めることにした。

夜行高速バスを使い、翌朝六日町からバスで清水へ。
どうしても登山口の出発時間が8時くらいになってしまう。

ネットで情報を漁った結果、これだと下手するとこの時期は時間的に厳しいかもしれないというのと、源頭付近にあるCS小滝が曲者であるという事がわかった。
でも天気が味方だ!

まぁ、半分はヘッデン下山か泊まる心積もりでそれなりの装備を背負い(お風呂セットや贅沢品は下に残置、最低限の宴会グッズと幕営具/食料全部/防寒具全部、酒少々を持つ)、翌日はノンビリ下るか、うまくいった場合にはキノコ採りでもして帰りの高速バスまでまったりするという作戦で計画を組んだ。

8時登山口出発。
割引沢コースを行き20分もすると渡渉点。
すぐに吹上の滝が登場、まもなく待望のスラブ地帯が広がるようになる。(肝心なとこ写真撮るの忘れた。よそのネットを見てね!💦)
おお!出ました!

ここに単独の青年ハイカーが居て、「ここはどうやって行くんですか?」なんて聞かれたけれど、どうやってって言われてもただ普通に好きなとこどこでも歩いて行けるんだけど、足元を見るとがっちりとした登山靴。
身なりも装備も完全に一般ルートハイキングスタイルなので深入りせず、「どうだかね?私は沢靴だからどこでも歩けちゃうんだけどね。」と冷たく言い残して立ち去る💦
どうやら撤退した模様。正解と思います。

アイガメの滝あたりまでは完全に普通の登山道なので一般ハイカーでもなんてことないのですが、そこから先は沢靴でないと厳しいのではないかな。

ここらはなかなかの景観だったので、この先どんなスラブが出てくるかと期待を胸に先を急ぐ。
すぐに布干岩といわれるのっぺりしたスラブが現れるが、フリクションバッチリという感じでもなく、当日はフェルトの沢足袋でもなぁんとなく地味に滑る感覚があった。
沢のヌメリ具合なんてその時によって違うから記録を鵜呑みにしない方が良いですね。
これが登山道というのだから笑っちゃう。


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(これ立派な登山道です💦)

しかし、アイガメの滝にしろ布干岩にしろネットを見て期待値が高すぎたせいか、実際には思ったよりもずっとスケールが小さくてこのセクションは拍子抜けするほどあっけなく終わってしまった。
意外にゴーロ歩きが多いのです💦💢

割引沢とヌクビ沢の出合いには岩に赤ペンキでルートのマーキングがある。(というか、ルートは赤ペンキでずっと示されている。)
天狗岩が威風堂々、ババ〜ンと立派だ。

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三ー沢出合いには9時半過ぎに着いた。
ここに11時までには着きたいと考えていたのでちょっとホッとする。

この出合いは両沢ともに滝で出合っている。
登山ルートはヌクビ沢側に付けられており行者の滝がかかっている。

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(ぼやけてるけどヌクビ沢の行者の滝)

三ー沢からは普通の沢登りとなるので気を引き締めて行く。

三ー沢に入ると10メートルクラスの滝がいくつかかかっている。

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ルートは好みでいかようにも採れるが、単独でもあり、極力水に濡れない一番易しそうな確実なルートを選択して行くことにする。
ヌメリもあるので時には脇のブッシュを引っ張りながら巻き気味に登る。

すぐに二俣、右俣に入る。

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(左俣にかかる滝)

この沢の滝はどの滝も易しく登れると思う。
ルート取りもお好み次第。
沢床は浅く両岸はブッシュが迫り安心。
雪国の沢のパターンに慣れていれば難しさは何も無い。
お試し山行とか新人のトレーニングであえてロープを使う練習をするとかに向いている。
雪国の沢入門としてプチスラブ体験、プチ草付体験も出来る。
春のスキーが良さげだ!

そんなことをつらつらと考えながらいくつかの小滝をゼーハー快適に越えて行く。
ちょい濡れの滝もあるけど幸い今日は10月とは思えないほどの温かさ、というか暑いほど。
これじゃあキノコはアカンわねぇ。
時間に余裕が出来たので気持ちのモードを切り替えて、数歩進んでは立ち止まり呼吸を整え紅葉の展望を楽しみながらゆっくりといつものオバサン歩き。
キノコはないかぁ〜。

ネットで見たトイ状小滝、ホールド/スタンス共に豊富でごく快適安心。

曲者と言われるCS小滝らしきものが見えた。
パッと見何の威圧感も無い暗い地味な滝だ。
多少ヌメってるもののなんかどう見ても登れそうだし、もしダメでも両側のブッシュを引っ張ってどっちからでも大巻きしなくても絶対に登れると確信した。

これは登れるっしょと試しに取付いてみると、どチビな私でも拍子抜けするほどあっけなく登れてしまった。

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(CS落ち口から。滝の写真撮るの忘れました。)

これは良くあるツッパリ系の沢特有の3D登攀なので、沢慣れさえしていれば問題なしと思われました。


ここを越えると源頭部の様相となる。
C1650辺りで登山道が近接するので出来ればそちらに抜けたいと考えていた。
しかし、このあたり本流筋はスッキリしてるけど、そこを外すと背を没する頑固な藪だ。

案の定ハイカーの声や熊鈴が聞こえ、すぐ近くにチラチラと帽子が見えたりする。
藪を良く観察して良さげなところからトラバース開始。
ぽっかりと藪のない崩壊地があった。
ほんの20メートル位なんだけど旨そうな太いネマガリ野郎(季節ならネマガリ様々!)が育っていて中々進まない。(太くてかなり良いヤツです!)
育ったネマガリは好きじゃない。いつか喰ってやるぞ!

素直に上まで詰めた方が労力的には楽で達成感あるかもしれないな。
でも時間的にはこっちが早い。

無事に13時ちょい前に登山道に抜けた。
位置的にはニセ巻きピークを下ったC1750あたりか。
あまりにも唐突な位置なので、下手したら熊と勘違いされて頭をぶったたかれそう(^^;)

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(このクマザサの根元から這い出しました。登山道から撮影。)


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13時半くらいに下山開始。
ハイカーで混雑しているが、道は歩きやすくてキョロキョロしながらでも駐車場まで一時間もかからず降りることが出来たけどキノコはお留守でした。


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(ボケてるけど宴会地より撮影。右のトンガリが天狗岩。天狗岩の下が割引沢とヌクビ沢の出合。)


この沢は内容的には米子沢にはかなわないのと、途中まで登山道が通ってるせいか三ー沢遡行者は圧倒的に少ないようです。
スラブ登攀の沢という感じではないし、「沢登り」という感じもあまりしませんので沢屋はわざわざ足を向けないかもしれません。
三ー沢遡行含めても沢登り未満ハイキング以上?
秋のそぞろ歩きには良いと思います。

なので、出発時間が遅かったせいもあり、紅葉のマッキーだというのに沢中では誰にも会わず静かな山を独り占め出来ました、。
(それでも割引/ヌクビのハイキングルートにはそれなりに何パーティーも入渓しているようです。翌日もゾロゾロでしたが皆さん出発が早い。)
アイガメの滝あたりは丹沢や奥多摩には無い景観だし、一般ハイカーが沢床からの視点でこういったスラビーな沢を見られるというのもそうそうないのでハイカーには人気がありそうです。


翌日はウロウロ徘徊したが、何と10月だというのに獲物は皆無!
諦めて「うえだや」さんの朝一番の客となり、その後もう一度さらに徘徊。獲物は皆無!💢

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(マッキー名物「山菜だらけ蕎麦」と銘酒「高千穂」。朝酒はキクぅ〜。)


駅前でバスを降りてお風呂の後は、六日町駅前の我が愛する「ほんだや」さんでまたまたまったり。

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(ほんだやさんのモツ炒めと手作り塩辛と銘酒「鶴齢」。手作りのおしんことかイカ刺とかタコ唐とかその他色んなのあるよ。)

千鳥足で六日町ICへ向かい(これが核心だった。)、高速バスの車中でまたまた肝臓をイジメながら帰りました(^^;)

晴れはヨカね〜!(^o^)



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2016年09月23日

中津川佐武流沢 撤退

2016.09.17〜19
メンバー:南郷勇(LD)、うど子、信、ガラ中、みのり

佐武流沢は通常1泊ですが、きのこと岩魚をたっぷり楽しむ時間を入れて、2泊の計画です。

〈計画〉
切明温泉〜中津川沿い登山道(東電巡視路)〜4号横杭から中津川入渓〜佐武流沢遡行〜佐武流山〜登山道で下山し檜俣川〜切明温泉


前夜16日(金)に出発し、切明温泉に到着したのは翌02:00前。
入山祝いをして、雨の心配をしながら就寝。

■1日目:17日(土)
06:30起床。天気は曇り。
今日は佐武流沢C1300あたりまでの予定。
のんびり準備をして、08:30出発。
(車は切明温泉に駐車。この日はガラガラでした。)

切明温泉から車道を15分程登った所のゲートから巡視路に入ります。
登山道を20分進み、中津川の対岸へ吊り橋を渡ります。
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吊り橋を渡った後は30分程の急登。

この先は平らな道を4号横杭まで横移動。
きのこを探しながら、歩きます。4号横杭まではのんびりで約2時間。

4号横杭から中津川に入渓。
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入口にはしっかり道がついてますが、すぐに道はなくなり、藪を下ります。うっすら踏み跡あり。

中津川の水量はさほど多くなく、渡渉も問題なし。
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程なく佐武流沢の出合。
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佐武流沢
C1345の二俣までは難なく歩けます。
正直変化のない渓相にうんざりポンでした(^_^;)
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1日目の幕場はC1300辺りを予定していましたが、雨による増水を考え、二俣の先C1400辺りに決めました。15:30。
造成工事を行い、タープを張り終わった所で雨が強くなり、一旦避難。
タープを張り終わっていてよかった。
ガラ中さんが作ってくれたスープが冷えた体に染みました( *´︶`*)

雨が弱くなった時には、すでに暗くなっていました。

■2日目:18日(日)
就寝後も雨は降ったり止んだり強まったり。
05:30起床。
沢は濁りなく、さほど増水もしていませんでしたが、ラジオの天気予報で「終日雨。昼頃から強まる。」を確認し、撤退を決めました。
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08:30沢下降開始。
沢沿いの藪を使って、スルッと降りて来ることが出来、中津川との出合には約2時間で着きました。
(登りでは気づきませんでしたが、いたる所にブルーシートの残置が…)
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さて、本日の核心「中津川の渡渉」です。が、水量は腰程で念の為スクラムで渡りました。ε-(´∀`*)ホッ

4号横杭まで後100mの所で増水しており、岩壁沿いをへつっていけないこともないけど、うーんと悩ましい。
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そして、上を見上げて、この藪から登山道を目指すことに。
見えているところは緩斜面ですが、その先が切り立っていないか?心配しながら、登り始めます。
ここは経験豊富な皆様の決断力にあっぱれです。
すると…難所なく、尾根に出、しっかり踏み跡がありました!大正解!ばっちりポン!
(入渓もこちらのほうが楽かもしれません。4号横杭看板から5分程です。)

安全な登山道に出て、一安心。
我々がこのまま帰る訳もなく、渋沢ダムの避難小屋にて1晩過ごすことに。(避難小屋には先客なし。ラッキー☆)
ありったけの食材と、なけなしの酒で宴会し、ようやっと暗くなった頃就寝。
(避難小屋のそばに水場なし。登山道を少し戻った所で水を調達。薪は潤沢。)

■3日目:19日(月)
06:30頃起床。
夜の間もガラ中さんが薪を補充し、焚き火を守ってくれました。感服いたしますm(_ _)m
各自思い思いに歩き、切明温泉に昼過ぎに帰着。そのまま切明温泉で汗を流し、帰宅いたしました。

2日目に撤退を決断し、詰めてなくて本当によかったです。
詰めていたら、雨の中の笹薮こぎに阻まれ、どこまでいけたか…
初めての撤退、増水。スラブに比べたら鼻クソポンでしょうが、良い経験になりました。

☆目の前だけでなく、先、先を読む。

記:みのり
posted by みのり at 21:57| Comment(0) | TrackBack(0) | ‐沢‐ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年09月10日

北ア・黒部川上の廊下

2016/8/9~14 個人山行

メンバー:南郷勇、ガラ中

押忍、梁山泊新人ガラ中です。
この時を虎視眈眈と待っていました。今年は雪渓・降雨(お盆以前)ともに少なく、文字どおり千載一遇の好機。2年前のリベンジを果たすべく、梅雨明けを聞くや否や南郷さんと立山目指して車を走らせるのでした。遡行目的地は黒部川上の廊下。

NAS会長の「気をつけて行ってらっしゃい」のお言葉を賜り、「よっしゃー、いっちょやったるでー❗️」と気合を丹田に込め「セイヤー‼️」。

立山に着いたのが日付が変わる頃、駅前の駐車場に車を止めハイカラなテントをこっそり立て、何はともあれ入山祝いの恒例儀式。ほどなく酔眠。
10日6:30切符売り場に並んだものの、あまりの客の多さに7:40発になってしまいました。今日はのんびり平乃小屋泊なので想定内です。10:00頃黒部湖に到着。一応ダム放水を観光した後、湖畔の登山道を平乃小屋目指して歩を進めるのでした。佐伯さんと熊やイワナの話で盛り上がろうと、家から一升瓶を担いできました。沢装備・登攀具一式・三日分の食材・炊事道具・40mロープ・タープ・着替えなどに加えて一升瓶持参なのでおめでたいことです。

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3:00頃やっと平乃小屋に着くと、黒柴のモモが出迎えてくれました。「モモ久しぶり〜」疲れを癒してくれます。ほどなく佐伯さんが船から戻られて、「いらしゃい」「佐伯さんご無沙汰です。これお土産です。生酒なので冷やしてくださいね」「いや〜どうもありがとう(☺️)」。私はビール、佐伯さんは闇カクテルを飲みながら、小屋に熊が侵入してetcなどのよもやま噺で夕餉を待ちました。小屋泊まりの他のお客さんがヌクイ谷河口で尺二のニジマスを釣り上げたので、佐伯さんが刺身にすべく調理場へ。
流石、平乃小屋三代目。川魚の調理を極めた男。「これが聞きおよぶ佐伯さんの刺身ですな。うまいねい。」皮で作ったもう一品が気が利いていてこれまた絶品。これはお土産のアレで「きゅっと」やったらたまんないだろうと「覚憲さん、おもたせのアレちょっぴり味見させてくださいよ」と尋ねると何やらモジモジしている。さてはマサカ・目が点・あんぐり状態。そうです、調理場に入り刺身を引いている間にご夫婦ですっかり空けてしまったのでした。脱帽です。

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そんな愛すべきご夫婦の平乃小屋で楽しい時間を過ごし、11日6:00の渡しで対岸へ。
準備運動には少々きつい登山道を行くと奥黒部ヒュッテ。小屋の支配人のおじさんも元気そうで、小屋先で身支度を整え、キンキンに冷えたビールを買い足し、ついに夢でうなされた因縁の上の廊下に入渓。

予想通り水量は安定し、下の黒ビンガのザイル渡渉ポイントでは「とりあえずスクラムでいっときますか」てな具合いで、難なく通過。難関は口元のタル沢出合から始まるゴルジュです。前回は水量も多く、降雨増水等いろいろあって左岸高巻き後、ゴルジュ出口で停滞の憂き目に遭ってしまいました。
今回は「吾輩の辞書に高巻きの文字はない」と決心していましたので、右岸から左岸に渡渉し、残置ハーケン等を利用させていただき、すんなりトラバースしてしまいました。

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口元ノタルゴルジュ出口付近:2年前の降雨増水/30cm程度水量が増え邪気を帯びている

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前回ビバークの焚き火跡、感無量でした              

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今日のお泊まりは中ノタル沢。予定通り3:00到着。薪は売るほどあるし、快適な砂地、朝日に光り輝く薬師の一部。明日来るであろう仲間のために、石文字を残しておきました。

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朝まったり過ごしていると、廊下沢先でビバークしていた還暦を過ぎたくらいのソロの男性がテン場に来て、「若い奴らに、沢でのタープの過ごし方を見せてやる」とか言って写真を撮っていきました。聞くと秩父から来たそうで、「自分は素人だから・・・、途中まで行って帰ってくる」「気をつけて」と別れましたが、実はこの爺さん秩父の超人でした。8:30頃テン場を出発して、金作谷先ゴルジュを無事通過し、スゴの淵ゴルジュ出口で休んでいたら、秩父の超人が来て、「立石奇岩で折り返してきたよ。沢は下りの方が早くて楽チン」とか言ったと思ったら淵にダイブして消えて行きました。ス、スゴすぎる。元気溌剌だねい。

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                          立石付近:水位がこれほど変化していました

岩苔小谷を左に立石を過ぎ、3:30立石奇岩に到着。初めて見る立石奇岩にただただ感動し、今日のテン場に即決定。正直あまり期待していなかったのに、実物の立石奇岩はスケールが大きく、自然が織りなす巨大造形を見ながらの酒盛りは、生涯の宝物になりました。

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13日は7:00出発。二人して巨石を持ち上げてからは、上の廊下遡行もフィナーレです。11:00頃薬師沢小屋下に到着。
今回は釣果に恵まれなっかたものの、な、な、なんと良型の松茸を3本も発見。
南郷さんは「やったよ〜、やったよ〜、ビックリポン(😵)」小鼻を膨らませてご満悦。
山歩きの身支度に着替え、小屋で水を汲んでザックを担いだら、まだ一升瓶を持っていたかしらと思うほど重く感じました。今まで着ていたものを詰め込み、しかも濡れているからでしょう。いや〜折立までの道のりはバテバテでした。

ヘッデン下降になりましたが、7:30キャンプ場到着。手早くタープを張り、採りたて松茸の素焼きと松茸そばにして大変美味しく頂きました。のちに別動隊のNAS会長とうど子さんが薬師沢小屋で我々とニヤミスしていたことがわかり、もし会っていたら松茸ご馳走したのにね〜。残念❗️

夜もふけ2:30頃若者数十人がワイワイガヤガヤと起き出し、早出支度。おまけに、我々のすぐ横で号令をかけて準備体操をする始末。「いち、に、さん、し」🙇 ま、まいりました〜。嵐が去ったら何事もなかったかのように静寂が戻り、よく晴れた夜空を見上げながら煙草を吸っていると、流れ星が一筋キラリ🌠。生まれて初めて流れ星を見ました。

同行頂いた南郷さんありがとうございました。
これ以上なく全てに恵まれ、充実した上の廊下遡行でした。
                                        おしまい





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2016年08月18日

北アルプス 真川シンノ谷〜黒部五郎〜五郎沢〜黒部奥ノ廊下〜薬師沢左俣

〜黒部源流部を繋いで周回する雲上の天国〜

2016/8/11-14


メンバー:CL NASさん、うど子



黙ってても近々天国(かどうかは不明だが。)に行けるとは思うんですが、一足お先に見学して来ました。



今季は雪渓が少ないし、珍しくお盆の天候もほぼ安定。

どこへ行っても沢屋にとっては願ってもない、例年ならあり得ないくらいの絶好のチャンスに違いない!

やる気満々のガラ中さん、勇ちゃんの上ノ廊下パーティーにしてもこの滅多に無いチャンスを捉えてきっと楽しい遡行を全う出来るに違いない!


けれど悲しいかなボロボロのジジババはそうも行かず、メジロの居ない雲上の楽園でまったりと楽しんでくることにしたんです。(あの世への旅立ちの予行演習?)


岩井谷から上がろうかと話していたが、上には小屋があり本流の水を飲みたくない感じなのでやめた。

真川シンノ谷なんて聞いたこともなかったけれど、上には小屋も無いし易しい沢だという理由でそこから尾根に上がることにした。


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2016年07月21日

越後 花降沢〜裏荒沢(なんちゃって編)

2016/7/16-18

メンバー: CLうど子、NASさん、南郷勇、ガラ中



花降沢、花降岳と聞いてすぐに分かる人は一部の沢屋かヤブ山マニアくらいではないかしら?


花降岳のお隣は名峰荒沢岳でこちらは有名。

銀山平の裏側、中ノ岐林道の灰ノ又沢から途中分かれて花降岳に延びあがる沢です。


この山域を愛する私が夜な夜な地形図を眺め倒し「花の降る沢…」という美しい名前に惹かれたのはずいぶん昔のこと。

中ノ岐川左岸には滝沢や西ノ沢各支流、箱ジョウ沢…といった魅力的な沢が目白押しなのだが、何しろアプローチや下山の不便な山域であるせいか遡行記録がとても少ない。

当時は遡行記録といえば登山大系くらいで、会報やネットなどにも情報がなかった。(というかネットすらまだ世間に浸透していなかった。)


その後ポツポツと記録が発表されているが、まだまだ遡行頻度が高いとは言えない魅力的な沢だと思う。


近年、稜線に縦走路が復活したので今後はこの山域にもっと遡行者が増えるのではなかろうか。

このあたりは十字峡方面や奥利根、尾瀬などをからめたオリジナルなルートを季節を変えて描くのがなかなか楽しいところじゃないかな。


この度、数年前春の裏越後三山縦走、増水で逃げ帰った中ノ岐林道などを楽しく思い出しながら小さな計画を描く機会を得た。


いつものことながら海の日の連休は天候が不安定で悩ましい。

今年は世紀の寡雪なので、例年ならば7月は雪渓に埋まっているであろうこの山域も行けるんじゃ無いか。


平均年齢58.25歳。(誰か一人が上げてるのか平均的に高いのかは秘密。)

完全無欠の中高年パーティーです!

体力はえらく低下してるし腰痛、膝痛、〇〇痛だのその他なんじゃらかんじゃらポンコツの車体ではあるが、我が身をだまし無理矢理いぶし銀のビンテージクラシックカーと思い込むことにして現地に向かった。


元気で達者な少人数パーティーで一泊ギリギリと見たので高齢者の我々は2泊で臨むことにした。


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2016年07月07日

丹波川本谷・本流

2016/7/3 会山行(水トレ)

メンバー:NAS、勇、信、ガラ中、みのり


押忍、梁山泊新人のガラ中です。
丹波川本谷は三条新橋からおいらん淵まで多くの淵が連続し、各種の水トレには好適地です。
昨年も丹波川本谷で水トレをしましたが、手取淵通称うなぎの寝床であえなく撃沈。
今回はうなぎの寝床をクリアするのがガラ中の最大の目標です。

7月3日6時半道の駅「丹波山」到着。本谷ではザイル渡渉のトレーニングには物足りないので、本流での適地を探索。
2、3箇所候補地を選定し、三条新橋へ。参加メンバーは8時前には集合し、8時15分入渓。

今年は雪・雨不足で水量・水圧が減少しているので難易度ダウン。
まずはストック渡渉・流され姿勢の確認。

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30m程の深いトロ場では、各自へつりからカワセミ・ラッコ泳ぎ・飛び込み等で突破し、再度流されて戻りザックピストンの実践。インラインエイトノットの講習に少々時間を割く。

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次なる淵は犬戻り。ここは足がつかず、小滝のぶっつけがある左岸を水圧に体を剥がされないよう側壁をへつり、最後にはカワセミで突破する難所で、過去には1勝2敗。トップで挑んでみたらナンジャラホイの楽勝。水トレ初参加のみのりちゃんも楽々突破しお見事❗️次なる坊主淵も左岸をへつり、問題のうなぎの寝床へ。

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減水しているとはいえ、そこはそれ相応の激流で、落ちれば「あれ〜〜」とあっという間に流されハイやり直し。
信さんトップでトライするも「あれ〜〜」、みのりちゃんも「あれ〜〜」。昨年一発クリアの勇さんが3番手、ガラ中は4番手、ラストにNASさん。
勇さんはスリングを持つも次の一歩が出ず「あれ〜〜」、次なるガラ中はスリングを持つも次の一歩を躊躇していると
NASさんの激❗️「はやくしろ❗️❗️」。右足重心で左足をエイと送り出したら無事通過。何度もクリア経験のあるNASさんは今回は「あれ〜〜」。最終的には前回に続き勇さんがクリア。

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最後の胴木滝に向かう前に各自カップ麺等で昼食。本日はすでに30度を超える気温。
うなぎの寝床で冷えた体も食事をして回復し、いざ胴木滝へ。

胴木滝の大きな釜に着くとガラ中がトップで右岸に泳ぎ、ヌンチャク確保で以降泳ぎ切り、ラストだった信さんがそのままトップで滝登攀。信さん滝の下に泳ぎ着くやおサルのようにスルスルと難なくクリア。滝上で支点を作り、セカンドアッセンダー、ラストビレーで無事クリア。胴木滝はぬめりが強く、毎回胆を冷やす登攀を強いられます。

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本谷はこれにて終了。朝下見をした本流に移動してザイル渡渉のトレーニング。
日曜日で鮎解禁もあって釣り人がちらほら。釣屋さんを避けてザイル渡渉してみるものの、水量が物足りず欲求不満ではあるが、各自トップ、セカンド、ラストの渡渉及び末端交換法の実演をして本日の水トレ終了。

車まで戻ると、勇さんが冷えたスイカのおもてなし。暑い1日だったのでスイカは何より。皆んなで美味しくいただきました。

おしまい

posted by ガラさん at 17:30| Comment(0) | TrackBack(0) | ‐沢‐ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする