遡行同人梁山泊ブログ『酔虎伝』へようこそ!!




      

2018年01月06日

下権現堂山(アクシオムスキー場跡)

2018/1/5

メンバー:USAN、うど子


昨シーズンは隊長が体調をこわし、山スキーシーズンを棒に振ってしまい板を履くことが出来なかった。
もともと超へたっぴぃな上に2年ぶりということもあり、お手軽なアクシオムスキー場跡で足慣らしをしてきた。

一体、1年に何回はるばる小出詣でをしているか自分でも勘定出来ないほどだが、新年もやはり小出に初詣ということになりました(^^;)

ここ数日で一気に積もったようなので雪崩を警戒したが大丈夫そう。
積雪量そのものは例年と大差ない?

出発前、ずっと放置していたシールのテールストッパーが左右とも劣化して壊れてしまった(^^;)
テーピングで応急処置。

道路わきに車を止めて出発。
すでに2台止まっており先行パーティーが居るようだ。
見上げると既にシュプールが2本刻まれていたが当日のものではないようだ。


朝までの雪も止み、風も無く絶好の日和だ。


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久々に板で歩く感触。
カタンカタンというビンディングの音も嬉しかった。


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いつもと変わらぬ登高風景が戻ってきた!


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あぁ、やっとこの日が来たんだね!
USAN復活ですね!
日常を取り戻した!


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当日のものとは思われないスキーのトレースを使わせていただくと、途中から新しいスノーシューのトレースもあった。
どうやら林道経由で下権現堂山から上権現堂山へ向かわれたようだ。

ところどころトレースを拝借するが、幸いさほど埋まらないためゲレンデ脇の適当なところを自由に新たにトレースを刻んでゆく。
新雪なのだがさすがに越後の雪は重く、板のトップが出ないと足がガンとして動かず、時々手で板の上の雪を掻いては進んだ。


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ゲレンデトップの急斜面に大きくジグを切る大胆なシューのトレースがあったが、滑るとジュワ〜デロデロ〜と雪崩そう。。

日当たりが良いので早いとこ滑らないと余計に雪が重くなりそ〜。
我々は久々の足慣らしという事もあり、またこの重い雪に恐れをなし?下権現堂山ピークは目指さず適当なところから滑ることにした。


ありゃ〜、板が走らないよ〜💦
2年間放置したうど子の板が走らないのは当然だが、ヤスリをかけワックスも掛けたというUSANの板も走らない。

重い!走らない!とブーたれながら、ブッシュを避け空いてるところを選んで滑っていく。
おぉ!久々の浮遊感。(ほ〜んの少し也。)
楽し〜!けど短すぎ。
へたっぴぃゆえに思うようなターンが描けないがそれでも下山はあっという間。

あまりにもあっけなく終わってしまいました〜!

しかしこれで足慣らしは出来ました。
今シーズンはアチコチ行きたいな〜!
posted by うど子 at 21:23| Comment(0) | ‐雪‐ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月26日

〜平標、八海山霊泉小屋の巻〜

初冬の冬慣れ山行2本

雪の便りが届いたので、冬慣れ山行(?)行ってきました。


平標(平元新道)

2017/11/25-26
メンバー:うど子

冬の足慣らし、前回ここに来たのは一昨年の12月中旬だったか。
今回は11月の飛び石連休、寡雪だった一昨年の12月とほぼ同じくらいの積雪量。
今年は9年ぶりに11月にスキー場オープン出来たということなので、期待してきたんですが…💦
さほどの雪は無し。


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朝までの雪が上がり日が差してきたが、稜線はまだ荒れ気味だった。


今回は冬装備の点検と、冬のザックの重さに慣れること、寒さを体に知らせること、「スノーラン」という軽量スノーシューを試してみるのが目的。

本日は一番を引いたけど、飛び石連休ということもあり連休初日に付けてくれたと思われるトレースがあり、その上に一晩分の新雪が少し積もっている状況で何の苦も無く小屋に上がったがザックはやっぱり重かった。

小屋の冬季入口がこの山行の核心部であることはわかっていたけどやっぱりコワいわ(^^;)
命がけで小屋に入る。(大げさ。)

カモ鍋と一人カラオケで世は更ける。(この小屋は音響効果がすごい。)

翌日は絶好の山日和。


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モルゲンを愛でつつも7:00には下山の人となる。
下界で用事があるのだ〜(泣)


「スノーラン」はワカンと変わらないくらい沈むということが分かった(^^;)
(多少は違うのだろうが、実感としてはあんまり違いがワカラン。)

軽いのでワカン同様にキックステップが効くが、下りは踵がフリーでないのでワカンよりも歩き難い(スノーシューだからね。)
刃がちゃちいので、前にズビっとズレます。(踵が効かないのでワカンよりもズレます。)
さほどの浮力も期待出来ないのでこれならワカンの勝ちだわ。
アイゼンワカンも出来るしね。(でも浮力がなぁ。。万人の悩みでしょうか。)

お日様があがると、ガンガン雪が融けてきてた。

今シーズンはお隣の天丸木山から大源太山を経るルートも行ってみたいと思う。



八海山霊泉小屋

2017/12/2-3
メンバー: USAN、うど子

「俺もまだ冬トレ行ってない」という御大。
お?行く?
そんじゃあ高級シャブシャブ肉お願いします!ってことで計画。

本当はそろそろ板でも履きたいところだが、なんだか先週よりも雪が減ってるし。
先週と同じ天気で、一晩降ってた雪が上がって晴れてきた。
C200m以上は雪化粧しているようだ。

ロープウェイは営業してない。
蕎麦屋さんのところから大崎ルートを行く。
思ったよりも本当に雪が少なくて拍子抜け。

粘土質の泥やツルツルの丸い石の上にうっすらと雪が載っており、底の硬い冬靴で歩くのが恐ろしい。

「八海山」というビッグネームもあり、どんだけラッセルかと覚悟してきたが…(^^;)
このルートはハシゴ場などもあり、お助けなど準備して構えていたが…(^^;)


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2時間で小屋に着いてしもうた(^^;)


身軽になってお散歩に行く。
雪はせいぜいツボ足で脛程度。
本当に拍子抜けだ〜!

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ん?行動食まで卵焼き!


まあいい。
核心部に移ろう。


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下山して車中から振り返ると越後三山は白く立派に聳えてた。カッケ〜⛄
あの辺が小屋かな?と探すがそこは地味な樹林帯であった。
やっぱり苦労してまっ白いところまで行かないと満足は得られませんね!(^^;)

余談ですが、登山口のお蕎麦屋さん「宮野屋」さんの山菜盛り合わせはお勧めです!


今年ははたして本当に雪がいっぱい積もるんでしょうかねぇ。
なんか今のところいつもよりも少ない感じ。

posted by うど子 at 07:56| Comment(2) | ‐雪‐ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月06日

ロープワーク事始め 日和田山

2017/11/5


メンバー: USAN、ヒロP、ロバくん、うど子



新人のロバくん(♀)に、岩や沢に行くためのロープワークの基礎を学んでもらおうという企画です。


日和田は風も無く良い天気で相変わらずの盛況ぶりでした。

なんと!我々は現地一番乗りという快挙をなしとげ、無事に一番易しい一般ルートをゲットしました(^^;)


以下、(ロバ君が)やったことを記します。



(一般ルート)


岩場での諸注意、ロープを捌いて素直に置く(トップ側(上)、ビレイヤー側の末端を出して)、8ノ字本結び、セルフビレイのとり方(支点の位置、設置、メインロープでのインクノット)、ガチャの装着方法、カラビナの使い方(すくいがけ、回転させる)、、ヌンチャクのかけ方(上下、向き)、コール、足の使い方、ロープの束ね方

「リードの登攀/ビレイ、ロアーダウンで中間支点回収」を見て登攀システムを学習。

トップロープで登攀

トップロープのビレイ、ロアーダウン(する/させる)実際にやりました。

数回繰り返し練習



ここまでやったところでヒロP登場!

ヒロPは膝故障中にもかかわらず駆けつけてくれました!

ロバ君の講師役も務めてくれました!ありがと〜!



混んできて空いてるところがなかったので下の講習用のちっこい岩に移動。

講習に使える程度にペツルやリングボルトがあり左右から回り込めるので便利。



立ち木にアンカーをつくる(スリングの巻き方、強度、ロープのタイオフの仕方など)

リードのビレイ。

トップの動きに合わせて(読んで)タイミングよくロープを出し入れするやり方。

システムを理解してトップの動きを読んで段取る。

ビレイヤーとしての仕事。

トップの動きを妨げず、張り過ぎず緩めすぎない適度なロープの張りを保つ。常に墜落に備える。

ビレイデヴァイスの使い方(制動他)、立ち位置、トップのクリップ時のロープ操作(手の操作だけでなく前後などに移動も合わせて素早くロープの張りを調整する)


トップにトラブルが合った場合のビレイヤーの脱出方法(ビレイデヴァイス仮固定→フリクションノットをメインロープに設置→支点に連結→荷重を移す→脱出)


リード&フォロー形式でフォロワーとして中間支点を回収しながら登る。(コール)

終了点についたらまずセルフビレイをとる(メインロープと他にもう一本、どこにビナを入れたら良いのか、とる位置)ビレイ解除。

懸垂(エイト環、半マスト、ルベルソ)

懸垂の仮固定、トラブル時の対処(プルージックを設置してトラブルを解決後そのまま懸垂)

ミッテル(中間者)として固定ロープ登攀(カラビナバッチマン等)



ふたたび男岩に移動。

やっと割込めた一般ルートの右側クラックとその右のスラブルートをトップロープ形式で数本。

最後岩のトップに回り込み、トップロープのセット方法を軽く学習、回収と懸垂セットを手伝ってもらい、高度感のある場所からの懸垂下降を体験。



一日みっちり最低限フォロワーとして岩場に連れてってもらうための学習をしました。

盛り沢山かもしれませんが、どれも必須の最低限のことばかり。

スムーズに出来るよう、これから繰り返し場数を踏んで、技術の定着/発展に努めて下さいね!



ロバ君は初めての岩場でロープに触りガチャを使ってのクライミング体験をしました。

最初はぎこちなかった動きも、最後には足の使い方やからだの動きもすっかり慣れてきてとても初めてとは思えないほどの動きを会得していました!エライ!

ジムに通うとものすごく登れる人になる要素大のパターンですね、うらやましい!


来週は会の岩トレだ!



これで来シーズンはもうお客さんじゃないyo🎵
posted by うど子 at 00:00| Comment(0) | ‐岩‐ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月16日

檜枝岐/実川硫黄沢

2017/10/14・15 会山行(草鞋納め)

メンバー:NAS, D-Arai, SL/ノブさん, CL/ガラ中


押忍 梁山泊3年目のガラ中です。
今回はCLを仰せつかり、さて引き出しのない小生としてはどうしたものかしらと思い悩む日々が続き、仕事もそっちのけであーでもないこーでもない。当初は日帰り山行計画でしたが、草鞋納めは「美味しく楽しく」をメインに考え、あえて一泊。昔のムックを引っ張り出し眺めていると、若かりし細山さんの遡行記事を発見し、ネット検索・地形図とにらめっこ。D-Araiさんに相談すると「ばっちりポン」のお墨付きをいただき、檜枝岐・実川硫黄沢に決定。ここならロバくんも行けるし、きっと美味しく楽しい山行になるでしょうと思いきや、予定していた仲間が急な仕事や入院、怪我等で参加できなくなり、オジサン4人で行ってきました。

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数日前から降雨多く、当日もどうも雨らしい。テン場予定地は1450mなので雨風びゅーびゅーは気が重い。
「まあとりあえず行ってみて現地判断しましょう」D-Araiさん宅に集合しロシナンテ2号でいざ檜枝岐へ。
恒例の前泊入山祝、酔眠。


8:45七入駐車場到着。多少増水気味だが遡行距離も短いので問題なしと判断し、9:00硫黄沢入渓。小雨降るなか小滝を越えてゆくとありました〜。プリンプリンの「ナメコ」にピカピカの「ムキタケ」。今夜はナメコおろしにキノコ鍋etc。

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一応真面目に沢登りもしました。いつの間にか雨も上がり、快適に滝を登りつつ「これが蛇滝?」「いや、こっちが蛇滝だろ」結局同定できませんでした。
本日の核心部は12m滝の高巻きとその先のゴルジュです。
高巻きはルンゼを直登し、左にトラバースしつつ一気に上がる。ゴルジュは最初膝上まで水に浸かるもののすぐ上に上がりへつり。ドボンしたらやだな〜と思っていましたが、丹波川本谷のうなぎの寝床のほうが遥かに難しい。

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13:00テン場予定地に到着。なんともお気楽日程。
組長はナメコの下処理。ノブさんとガラ中はタープ設営。D-Araiさんは薪集め。
ノブさんが切りそろえてくれた薪で楽しい焚き火。15:00には我慢できなくなり練習し始めてしまいました。
料理も充実。4人では食いきれないほどたんまりのキノコ鍋。ナメコおろしのうまいことといったら・・・こればかりは現地で食べた人にしかわかりません。絶品です。
気がつけば夜もふけ、綺麗な星空にかわり今夜も酔眠。

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昨晩綺麗な星空だったのに朝起きたら予報通り曇天。キノコ鍋にうどんをぶちこみ、贅沢な朝食。D-Araiさん特製柚子胡椒を入れ、美味しくいただきました。
撤収を終え、9:00遡行開始。時折の小雨。この先はダラダラ沢歩き。長池脇から林道に出たらすぐバスが来てくれました。沼山峠から七入駐車場までは沼田街道を下山。13:00七入駐車場到着。燧の湯入湯。

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硫黄沢はルンルンで遡行できるし、おそらく春は山菜&岩魚、秋はキノコと美味しく楽しい沢でした。ただ硫黄沢というだけあって下流は硫黄臭いし、上流は長池よりの水なので直飲みはしないほうがいいでしょう。飲水は持参したほうが無難です。

おしまい

posted by ガラさん at 11:24| Comment(0) | ‐沢‐ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月10日

本名御神楽岳前ヶ岳南壁V字第2スラブ

2017/10/8

メンバー : CLうど子、USAN


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やたら長くてややこしい山行場所の名称だけど、あっさりと霧来沢右俣奥壁V字第2スラブと言った方が感覚として分かりやすいような気がする。
沢屋にとっては山の名前じゃなくて沢の名前を言われた方が「あぁ会越。只見のあそこ、室谷の裏ね」と言う感じではないかな。
簡単に言うと、霧来沢右俣(カラ沢)を詰めました?(^^;)

今回、水無流域の別の沢に行くつもりだったけど、メンバーの故障、天候で第2案のこちらに転進。

ここは一昨年も登るつもりで現地までは行ったのだ。(モウガケ沢出合いに泊まったよ。)
当日出発時間になっても雨が止まずに諦めた経緯があります。

また、以前6月に雪渓の鞍掛沢を詰めたことがありました。(ウドがすごかったっけ。)
その下山の時に眺めたド迫力のスラブが心に引っかかってたのです。

なにしろ青空に向かって明るく開けた大スラブは開放的でスケールでかくて何度見上げても「スゲ〜ッ!」っとド迫力感が半端ないですからね。
晴れてないとイヤッ!紅葉ならもっと良いな!


ここらへんは大変魅力的な山域なんだけど、我々からすればアプローチが核心かと思う程遠いのね。
若い時のように寝ずに出発というのはもう辛すぎるお年頃。
今回は3連休ですが、初日は雨予報ということもありノンビリ起きてキノコ探しの後モウガケ沢出合いにベース設営、中日に登攀、翌日はまたまたキノコ探しながら帰京というお家芸のまったり計画です。
当初一緒に行くはずだったヒロP、なんと直前に膝が壊れて手術と言うことになり無念の不参加。
あせらずしっかり治してね!(代わりにウマいビール飲んできてあげるyo😵)


7日(雨のち霧雨、曇り、小雨)

某所で起きると周囲はゲートボール大会、バドミントン大会、野球大会会場に一変していた。
(なんかこんなこと前もあったよな〜💦)

霧来沢沿いの林道は、一昨年前は落ちていた橋も修復されデコボコの道を登山口まで車で入ることが出来た。
つまりアプローチは30分だ!
足が地面にめり込むんじゃないかというほど酒とツマミをどっちゃり背負って行く。
初日は予報よりは天気が良かったのでキノコ探しに出かけたが、今年は気温が高いせいなのか秋のキノコの出がとても悪く、今宵の鍋にやっとという貧果でありました。

ベースとしたモウガケ沢出合いには焚き火の跡が残ってたが、銀紙の燃えかすがそのまま残されていた。誰だ!💢
我々は焚き火にはそもそも銀紙はくべないよ!
アルミ箔は当然ながら裏が銀色のヤツは全てくべない。
燃え残るものはそもそも何もくべるな〜っ!そしてちゃんと後始末してね!


8日(小雨のち晴)

いよいよ登攀の日。
7時ちょい前、小雨ぱらつく中を出発。
山はガスに雲っている。


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秋なので物思いにふける、ふり。


少しばかりの重い気持ちを抱えながら、登山道を行く。
無理矢理同行させられたUSANはキノコ探しに余念なし。


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それにしてもブナの大木の良い森だ。
霧来沢本流の碧のナメがとても美しい。


登山道が登りに転ずる前の枝沢から本流に下降する。
実際には地形図よりも手前で道は登ってゆく。
鞍掛沢から数えて2本目の枝沢を下ることにした。

今回は靴を濡らしたくないので、いつもなら何も考えずジャブジャブ歩くところも徹底的にヘツリ倒す。
単調な沢もヘツれば面白い。

思ったよりも沢の遡行は長いが、特に悪いところも無く順調に進んでいた、はずだった。

どこの滝だったか、左のもろい凹角から乗越そうとトライするも、落ち口に今にも落ちそうに岩が引っかかっている。
これに触らずに登るにはリーチが足りず、USANに代わってもらった。
USANがさて登ろうとしたその時、「ラ〜ク!」の声。
一抱えほどの硬い岩を落とすまいと受け止めようとしてUSANが手を出し、右手の人差し指と中指の先に裂傷を負ってしまった。
うど子の左の脛にもあたってしまった。
側壁にUSANの血が飛び散っている。
脛に当たった石は割れた(^^;)その石が落ちたところの石も割れてた(^^;)
うど子は骨密度(だけが)自慢だ。

一端降りて処置の後、もう下りようかとの考えも一瞬頭をよぎったが、お互いどうやら続行可能な程度で済んだので決行。
気を取りなおして再度トライ。


最後の滝は頑張れば直登も出来そうだが、左から簡単に巻いた。
何の苦も無くスイスイ巻ける。
そしてこの滝を登ると自動的にスラブに導かれ、始まっちゃう(^^;)いや、始まっちゃった(^^;)


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このあたりから天候回復、前方にはド迫力の奥壁がジャジャ〜ンとお出ましになった。


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V字広場の一つ手前。写真より実際の傾斜は4割増しといったところ。


これを見上げたUSANの一言「帰ろ!」(笑)
私もアブナく「うん!」と頷くところでした(^^;)

「たいがいスラブってさぁ、遠目で見たり下から見上げるとド迫力でこんなん登れるワケ無いじゃん!って思うんだけどさぁ、近づくとそうでもないしさぁ、実際に登ってみると大したことないってのが多いよねぇ」
「だと良いねぃ」

などと会話しながら知らぬ間にもう引き返せない壁の中に突入してしまったようだ(^^;)
ルートは行けばはっきりと分かる。
見事な奥壁スラブ、これが見たかった。


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V字広場に向かってます。


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広場に到着!広いけどナナメってます!



遠目にはこんなとこワシらに登れるワケないわという大迫力なんだけど、近づけばホールド/スタンスは豊富。
登ってみると岩はガッチリと固くフリクションも良い。
所々ノーザイルではやや傾斜がきつく感じ思い切りが必要なところもある。


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写真の右が第1スラブ、左が第2スラブ。キレイなV字!


グレード的にはせいぜい3プラ程度止まりだけど、なにせ高度感がありすぎ。
ガンガラシバナよりロープを出してない分緊張感がある。
易しいがアブナイ。
絶対にミスは許されない。
弱気を出さず強気で前向きに、集中して慎重にも慎重を期して一歩一手確かめながら確実に登る。
「落ち着け!」です。


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落石の音が大伽藍に響きゾッとする。
出合いまで止まらない。

ミスれば人間も同じ。


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我々はノーザイルだったので所々トラバースを掛けながら各々登りやすいところを選んで登った。
所々に細いブッシュはあるのだが、そうそう都合よくあるわけでもなくピンが取り難いのでロープを出すのは大変だと思う。
ロープを出せばかなり時間がかかるし落石のリスクも増え、ルートに制約も出ると思う。
慣れない新人など居ればフリーというわけにはいくまい。
相当に時間もかかるし神経をすり減らすことだろう。
上に先行パーティーでも居れば、撤退も考慮に入れたいほどの落石のリスクはある。


稜線に出る直前で念の為にフラットソールに履き替えた。
最後までラバーソールの沢靴でも行けると思うが、フラットソールの方がラク。


岩瘤の左を登ったが、ここらへんは全般に脆く傾斜も強い。
確認しながら非常に緊張感を持って登った。


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中央の岩瘤の左側を登ったが脆い。瘤の先は傾斜がきつくなるがすぐに稜線。



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稜線直下。驚いたことにスラブのかなり上部までほんのりと水流がある。


12時ちょうどくらいに登攀終了。
藪の稜線から登ってきたスラブを見下ろし満足の握手で大休止。


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ウヒヒ。


ほっとしてザックを降ろしバカ話などするこの時間が好きだ。
満足だ〜!

ここから小屋まで約一時間のヤブコギ。
尾根は細いが何となく踏み跡があり藪は煩いものの薄い。
裏側は室谷のムサ沢だよ〜!


後は山の恵みに目を皿にしながら冷えたビールを目指して下るのみ。
登山道から眺める南壁スラブはやはり大迫力で、登攀を反芻して自己満足のひととき。


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あそこだよ〜!



ベースに帰着し久々の旨いビールと大焚火にありついた。


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ヒロPゴメンよ!


ここは車止めから30分でテン場、下部はブナの森をゆったり流れる癒しのグリーンタフ、上部はイカツい大スラブの奥壁と一粒で二度美味しい遡行が出来る素晴らしいところだ。
下山も登山道を使ってあっという間。
山の恵みにも事欠かないし、静かなとても良いところ。

今回は一度も水を踏むことの無い沢登り。
秋には時にこんな沢も良いんじゃない?

私の体内の会越血液濃度がやっと正常値に戻った気がした。


(以下休憩を含めたまったりの行動時間。)
登山口からモウガケ沢出合約30分
出合から登山道経由霧来沢本流まで約1時間
沢遡行1時間強
登攀2時間半
ヤブコギ1時間      



posted by うど子 at 10:01| Comment(0) | ‐沢‐ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月18日

タカツコ沢

タカツコ沢 2017/9/16-17
メンバー: ディーン、ウド子、ガラ中、ノブ、福、ヒロP


台風18号が9月のシルバーウィーク三連休に直撃するかもと、
台風進路が気になる中、
一旦決まった袖沢北沢を中止し、
飯豊連峰三国岳の南東面を源とするタカツコ沢に決定。
予報では、1日目は大丈夫。2日目は午後から天気が荒れる予報。
でも、日帰り可の短い沢なんで、問題ないと言うことで、行って来ました。

日付が変わり25:30ごろ、御沢キャンプ場に到着して見ると、
台風がこちらに向かってる予報にも関わらず、
駐車場には、前泊の車がいっぱい。
恐らく、一般登山者も台風を気にして、
初日に三国小屋に荷物デポし飯豊山ピストン、翌日下山なんだろう。


タカツコ沢は飯豊の初級の沢。
でも、そこは飯豊。
初級と言えども油断禁物と思いながら遡行開始して見ると、
なんて事はない小滝が良いペースで出現して来る。
あえて悪そうな方を登ってみようとか遊び感覚出来るほど、
危険な感じもせず、殆どの小滝を登れる。
一箇所、凹状の3mくらいのが、無駄に高い身長と、最近横幅も増えつつある体が、狭い凹には邪魔になり、空身で登って荷揚げしたくらい。
テン場となる、おっかえし沢の出合までは、本当に初級でした。

テン場の宴の最中も、雨が降ることもなかった。
翌日の台風情報が気になりラジオを聞くと、
当初の予報よりも進行スピードが落ち、下山日には雨に降られる心配もない事がわかり一安心。


2日目は、タカツコ沢を詰め上がり、三国小屋に出てから下山の計画だったけど、
進路を東に取り地蔵沢を詰め登山道に出る計画に変更と言うので、残念ながらタカツコ沢のメインのスラブはお預けとなってしまった。

初級の沢で、
日帰り可を一泊二日、
且つ枝沢にエスケープ…。
"なんだかなぁ…↓"とテンションだだ下がりの消化不良の山行でした。。。


あぁ、台風が憎らしい。

記 : ヒロP

posted by ヒロポン at 09:20| Comment(0) | ‐沢‐ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月07日

尾白川 黄蓮谷 右俣

尾白川黄蓮谷右俣

2017/8/1315

オベマツ(CL)、NASさん、うど子さん、ディーンさん、ノブさん、ヒロポン


8/13 8:45矢立石登山口 15:00黄蓮谷出合

8/14     7:00黄蓮谷出合 ー 17:002360m野営地

8/157:00野営地 ー 17:15 竹宇駒ヶ岳神社



入会して初めてのお盆山行。

どうやって行き先が決まるのかなぁと思っていた。

会のメールで各方面の候補沢が上がる中、南アだけ漠然としている。

オベマツさんとのジム帰り、赤羽の飲み屋にて、


ヒロP「黄蓮谷に行きたいっス!」

オベマツ「黄蓮谷ね、いーよー」


酔ってて明日には忘れてないよなぁー、と思いつつホッピーを飲みまくった。

メジャールート故に、ミーハー感が否めないが、新人にはこう言うのも必要なんです。。

快諾してくれた先輩方に感謝です。




8/13  林道歩きながらキノコ採取しつつ、入渓の為、懸垂する。

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直近の台風や雨の影響で、増水している模様。

特に難しい所もなく、約4時間の遡行で黄蓮谷出合いに到着し、本日の野営地とした。

メジャールート故に、魚は釣れないだろうと思っていたが、

ディーンさんとノブさんが、しっかりその腕前を披露してくれた。

毎度の事ながら、釣りへの情熱に感服いたす次第。


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ノブさんの尺イワナを含む計12匹、美味しく頂き、焼き枯らしは翌日の行動食に。




8/14  昨夜降った雨の影響もさほど無く、今日は、いよいよ黄蓮谷遡行。

スケールがいちいちデカイ。

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登攀も巻きも、落ちればタダで済むわけが無い所を歩いているにも関わらず、

何だか今回の山行は、妙に安心感があるなぁと思いながら遡行をする。

そろそろいい時間になってもなかなか良いビバーグ地が見つからないなと思って居たところに、

何とか6人寝れる場所を発見。

とは言え、スラブの中に出来たちょっとした平地故に、トイレが危ない、危ない


何とか薪も確保できて良かった。

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8/15 昨日かなり歩いたのにまだあと700mは詰めるのかと思うと、黄蓮谷の大きさを感じずにはいれない。

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もはやどれがどの滝かもよく分からなくなってきたところで、ハイマツ帯に突入した。

サクッと漕いで登山道に到着。そこから駒ケ岳山頂まで距離で約300m程度。

でも誰も山頂を踏まず、下山方向へ。

あとは登山道を下山するのみなのだが、まぁ長い、長い・・・。

毎回どうしてこうも下山はうんざりさせられるのだろうか・・・。




1ヶ月前の山行の記録なので記憶が曖昧だけれど、

楽しい夏休みでした!

次からは、どんな沢でも竿は必携だと勉強になりました。

ちなみに、ノブさんの釣ったイワナを画像処理で実寸計測してみたところ、

32cmでした。デカっ!

ーヒロポンー





posted by ヒロポン at 13:03| Comment(0) | ‐沢‐ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする